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zoom RSS まだ寝言を言うキャスターがおるんかいなw

<<   作成日時 : 2007/08/16 10:44   >>

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昨日は終戦記念日ということで、午前中から夜までニュースバラエティでの特集が色々あったようです。
午前中、フジでやっていた第二次大戦当時戦った元米兵と元特攻隊員の邂逅と、原爆の映画を観たアメリカの人たちの表情をとらえた特集は非常に興味深く観ました。


原爆の映画、特攻隊の映画、ともに日系アメリカ人の方が監督として撮って下さったそうで、アメリカのケーブルテレビで放送されたとのこと。

学校の授業で原爆の映画を観た生徒さんたち。
観る前は学校で習ったそのままに
「原爆を落としたことで、その他の沢山の命が助かったから、よかったのでは」
と言っていた女の子もいましたが、その記録映像に言葉を失っていました。

家族みんなでその映画を観ていた家庭でも、言葉少なく、表情がとても険しい様子が映し出されていました。

同じ人間としてあの映像を見るならば、誰でも酷いことだと分かるんですよね。


また、元米兵と元特攻隊員の方々も、「人間同士として再会した」という感じです。
元特攻隊員だった方が、元米兵の方たちを前にして、
「鬼畜米英ちゅうてね…。当時はみんなそう教えられてた。アメリカに敗けたら、みんな殺されるか奴隷のように働かされるんだって」
と語っていたのが印象的でした。
そして、元米兵の方が最後に言っていた
「胸のつかえが取れた気がします。これで思い残すことは何もありません」
という言葉も。特攻によって乗り組んでいた艦が沈み、160余名の仲間を失ったことで、戦後もずっと色々な想いを抱えて生きてきたのだろうなぁと、その重みを感じました。

番組の特集としてでも、また個人のレベルででも、こうやって生き残った当事者たちが胸のつかえを少しでも取り除けることは、あの戦争をどう呑み込んで歴史の一部にしていくかにおいて非常に重要な要素になると思います。
それは、集団で訴訟を起こす、賠償金を要求する、そういうこととはまた違う解決への道かなと思うんですよね。お金に代えられない「心」の問題として。



…で、その夜のこと。日テレの『ニュース・ゼロ』で、キャスターがこんなことを言っていました。

戦後世界中で起こった武力紛争は92件(だったかな?正確な数字は忘れましたけど)もあります。
そんな中でも日本は戦後、戦死者がゼロです。これは、世界に対して誇っていいことだと思います。
憲法九条がそれを支えてきたわけですね。

(記憶が頼りなので、必ずしも文言は合っていないかも知れませんけど)
在日米軍や日米安保の果たした役割についてはヒトコトも言及ナシかよ!と、思わずTVに向かって突っ込んじゃいました。

確かに憲法9条があるので、他国の武力紛争に積極的に関わることはありませんでした。
ですが、例えば陸自がサマワで活動した時も豪軍の警護があり、極端な言い方をすれば、海外で活動する自衛隊が万一攻撃を受けた場合は日本以外の国に直接的な戦死者が出る可能性があるということも意味します。

…それを、誇るんですかそうですか。
日本の特殊事情によってそのリスクを引き受けてくれる他国の軍隊に感謝こそしますが、他国にケツ持ちしてもらうようなことを胸を張って誇ることはできませんけど。

そういうのをすっ飛ばして、「憲法9条が支える平和」と言い切ってしまうのは、ニュースキャスターの見識としていかがなものでしょうかね。
日本が戦後復興して、これほどの経済発展を成しえたのは、そりゃ全国のお父さん・お母さんたちががむしゃらに働いたことも大きいですが、がむしゃらに働ける環境を維持することに関して、対外的には決して自国の力だけでできたことではないことをもっと認識したらどうなんだと。

9条を重要なものだと捉えることには反対しませんが、大切なことはちゃんと伝えましょうよ、報道の看板掲げてるんだから。

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ヒロシマナガサキ
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2007/08/16 10:56

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
全く同感です。何も関わってこなかった、だからさいこー!ってな話はもういい加減不見識過ぎてあくびがでます。ついでに一杯テレビや新聞にでていた、‘戦争は嫌、平和だいすきっ’って論調及び意見。個人見解としてはそれもありかなと思いますが、いい大人が言うべきことではありませんね。だいたい、いつもいつも指導者が悪いと言いながら、選挙になれば国民を愚民扱い、ちょっと自分達の主張にあった結果ならば、国民賞賛という人々にはしっかり反省いただきたいものです。平和とは、恒久の努力により保たれるものであり、決して念じれば到達するものではないはず。過去を振り返るだけでは何も生まれんのです。正に戦後(当然戦前も)の日本の歩みの検証、分析を経て未来の日本がどうあるべきか、考えたい。
いやあ、暑くて何書いてるかわかんなくなりました(汗&苦笑)。
ファイブ
2007/08/16 13:46
 昨日靖国参拝してきましたけど(リンク先をご覧くださいまし)、一昨年の激混み、去年の混雑と比べるとガラガラといっていいくらいの空き加減でした。ネトウヨどもはいったいどこへ行ったのやら。中韓とマスコミが騒がないと張り合いがないのか、それとも結局ヤツらの思いはその程度だ、ってことなのでせうかね。
KWAT
URL
2007/08/16 16:40
>ファイブさん
誰だって‘戦争は嫌、平和だいすきっ’ですよねぇ、そりゃ(笑)
それだけで世の中渡っていけるのは、日本国内だけです。
「ヘイワ」というお題目だけで人々の耳目を集めることができるのも。

これからは、「どう平和を実現していくのか、どう護っていくのか」という具体的なビジョンを戦後100年に向けて国民全員で考えなくてはいけないところに来ていると思うんですよね。それこそが、安倍総理の言う「戦後レジームからの脱却」であると思います。
他国によって支えられ、与えられる平穏ではなく、積極的に関与して維持する安全というところですね。

…って、私もこの記事書きながら脱水症状になりかかりましたよ(笑)
お互いに熱中症には気をつけましょうね。水分と塩分を補給しなくちゃ^^
ねこねこ
2007/08/16 20:44
>KWATさん
参拝お疲れ様でした。リンク先記事、拝見いたしました。
いやーぁ、画像見るだけで暑そう!
でも、強い日差しの中、やはり大鳥居の威容は堂々として素晴らしいですね。

確かに人が少ないのは残念なことですが、
「何かから攻撃された時」
の人々の心の動きというのを証明しているようにも思えますね。
普段はあまり考えないけど、イザとなったら行動するぞっていう人たちが、その動機に関わらずまだまだ沢山いるんだなぁと。

これが毎年何を置いても祈りに行く、街のそこここで正午には立ち止まって祈る、そんなことが「当たり前」のことになると、日本は少ぉし良い方向へ変わるような気もします^^
ねこねこ
2007/08/16 20:51
あのキャスターの言動には以前から???となります。
選挙の時も、今回も『あんた、浅すぎる!』って
呆れちゃいました。
いまの日本が平和だと言い切れるのも
世界情勢の中で何も感じていない【平和な人】と言うこと・・・。
一般人よりも詳しい状況が掴めている筈の
きっと報道に長く係わっているはずの人でしょうに。
火種は日本の周りにたくさんある(いる)のに
日本が下手をしない限り安全だなんて
本気で思ってるんでしょうか。

今の狭い浅い平和で満足ですか?ってもんですよ。
ねむ
2007/08/16 23:38
>ねむさん
元大蔵省のナカノヒトですから、推して知るべしという感じなのですが、ニュース番組のキャスターになってもういい加減しばらく経つんですから、『そういう思想のヒト』だと思ってもいいようです(笑)

終戦直後はともかく、ここ2〜30年は「安全をカネで買ってた」っていうだけなのにねぇ。
売主が売り惜しみ、もしくは品切れを宣言、とかいう状況になったらどうするのかと。

その時に慌てても遅いのにね^^;
ねこねこ
2007/08/18 00:31

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