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zoom RSS 論文は誇張だったが、捏造するつもりはなかった・・・はてさて(? 。 ?)

<<   作成日時 : 2006/01/12 16:42   >>

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韓国ソウル大の黄禹錫教授の論文ねつ造問題なんですが・・・。
先端技術の研究開発がどういうものなのか、まったく知識がないのでこれまで記事にしてきませんでした。
でも、謝罪会見の記事を読んで、どーも釈然としないので素朴な疑問を書いてみます。
再生医療や難病治療で世界的に期待されていた技術なだけに、その波紋は大きいですね。謝罪会見も各国プレスが注目していたみたいです。

とりあえず、分かりやすい記事を。

黄教授が「自分に責任」と謝罪、ねつ造の意図は否定
YOMIURI ONLINE記事 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060112i104.htm?from=main1
 世界で初めてヒトクローン胚(はい)を使って胚性幹細胞(ES細胞)を作ったとの論文がすべて「ねつ造」と断定された韓国ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授が12日、ソウル市内で記者会見し、「すべての責任は自分にある」として、「みじめな心境であり、許しを請う」と謝罪した。

 また、部下の女子研究員に補償金を渡して卵子の提供を受けていたことを認めた。

 しかし、ES細胞については「自分の目で確認した。卵子さえあれば、患者適合型ES細胞も6か月で作れる」「(ES細胞の材料を取り出せる)胚盤胞(はいばんほう)作製では世界最高の技術がある」などと主張。

 その上で、2004年と05年に米科学誌「サイエンス」に掲載された論文について、「誇張だったことは認める」としながらも、培養やDNA検査を担当したミズメディ病院の研究員たちが能力不足からうまく実施できなかったことを隠すため、ES細胞を別の細胞とすり替えて虚偽の結果を報告し、自分たちをだました――として、ねつ造の意図を全面的に否定した。

 ソウル大調査委員会の調査結果に対しても「納得できない」と反論した。

 黄教授の後ろにはソウル大の研究チームのメンバー数十人が並び、教授は涙声で「彼らに批判の目を向けるのはやめて」と訴えた。


実際のところ、技術の確立はどこまで進んでいたのか・・・。

倫理的な問題からアメリカでは研究費の政府援助が凍結されていたりしてはいますけど、他にも優秀な研究者が研究費を何とか確保しながら同じ研究をしているのでしょう。

新技術や発見って、先に発表したもん勝ちです。
ある技術を開発していた研究者が、ライバルにタッチの差で先に発表されて涙を呑むって・・・よくあると聞きます。

新技術や発見には膨大な数の特許がついて回ります。
そうすると今度はお金の問題にもなってきます。

研究者が純粋に研究開発だけを目指していても、周囲から色々な思惑が纏わりついてくるのですね。うーん、悩ましい。

特に今回は国を挙げて研究を推進してましたからね。
政治的な思惑も纏わりついていたでしょうねぇ。


あぁ・・・同情的になってる訳ではありませんよ^^;
米サイエンス誌が教授の論文を削除することを決めたとか。
全世界の医療関係者や患者の期待と信頼を裏切った罪は重い。


不可解なのは、発表された論文が“誇張”だったことを認めた教授。
誇張された論文とその技術を使って、いかに実験をしようとも成果は得られないのじゃないのかなぁ??・・・っていう素朴な疑問。


記事文中の黄教授の発言で
ES細胞については「自分の目で確認した。卵子さえあれば、患者適合型ES細胞も6か月で作れる」「(ES細胞の材料を取り出せる)胚盤胞(はいばんほう)作製では世界最高の技術がある」

ていうのがありますけど、

あらゆる研究者は
「この理論でこの実験をすれば、理論上こういう結果が出るはずだ」
と信じて実験を繰り返し成果を得るわけで。
成果が出なければ元の理論を検証しまた実験を繰り返して、求めるものに到達するんでしょう?

黄教授の発言にある技術は
「できる」なのか、「できるはず」なのか、
どっちなんだろう?

技術が実際に確立されているならば、それを下敷きにして誰かが成功するってこともあり得るんだから。イチからやりなおす必要がなくなるわけで。

ただでさえ、他の国では倫理観的な縛りが大きい分野。
こうまで莫大な研究費を政府から援助される恵まれた環境って、他にないんじゃないだろうか。

研究費の流れに絡んで詐欺容疑も視野に捜査が本格化したとのことですが、難病の根治を夢見る人々やそれを目指して研究を続けている人々にとって、技術が“ホントはどこまで進んでいたのか”が明らかにされることも大切なことかも知れませんね。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
掲示板への書き込みありがとうございます。こちらこそ挨拶が遅れまして失礼をいたしております。

さて、件の問題ですが・・・。
「自分達をだました」って、珍しい言い訳ですね。ほかにもいっぱいだましたのに。
本当にちゃんとできたのなら、その物証をきちんと提示すれば、みんな納得できるんですけど、ちゃんと出してくれるんでしょうか・・・。
「捏造」でも「誇張」でも、「事実と違うことを書いた事実」は事実であって、どっちにしても許されるものじゃないって常識くらいはわかってほしいなぁ、と。
王羅
2006/01/12 22:56
ご挨拶が非常に遅くなりましたが、今年もどうかよろしくお願いします。

今年も韓国・中国は年初から頑張っている様子ですね。w
マイナス要因もプラス思考する人達ですから、もっと凄い事を
してくれるものと期待しています。w
morokuzu
URL
2006/01/12 23:01
>王羅さん
ありがとうございます。今年もよろしくお願いします^^

彼の国は物証を提示するのが、どうも苦手なお国柄みたいですねw
彼らに関する件は、ニュースでも掲示板などのやりとりでも毎度同じパターンになりがちなんですが、何か“そうしなさい”っていう基準か決まりに従って彼らはそうしてる・・・そんな気がする今日この頃です。
ねこねこ
2006/01/13 00:19
>morokuzuさん
こちらこそ、昨年は本当にお世話になりました。今年もよろしくお願いします^^

今年は東シナ海を中心に荒れそうですね。
日本の死活問題も絡んでますけど、半島に関してはまだまだ楽しんで見ていられそうです。
ねこねこ
2006/01/13 00:22
正直(まだやってんの?)って感じなんですけど。
この期に及んでまだ他人のせいにする・・・民族性ですかね?

>研究者が純粋に研究開発だけを目指していても、周囲から色々な思惑が纏わりついてくるのですね。うーん、悩ましい。

ブログ『中華的生活「多少銭?」』のらんさんのところで、中国人の留学生の「もっとお金になる研究をするべきだ!」に対する教授であるらんさんの先生の言葉、「基礎研究で金を求めるな!」「裏方の仕事であることに誇りを持て!」を思い出しました。この辺りが日本人の違うところなんでしょうね。それにしても、日本の研究に対する予算は少な過ぎるかと・・・。
彦勘助
2006/01/13 12:40
>彦さん
記者会見の感じだと、あの特有のパターンが見えるなぁ・・・なんて思ったんですけど、さすがに韓国内でもあの責任転嫁ぶりで落胆が広がってるみたいですよ。

【中華的生活「多少銭?」】さん
http://chinalifecost.seesaa.net/
は、私もよく読みに行ってます。

研究・開発分野でのどーしても避けて通れない問題に当たった時に、やっぱりその国や個々人の価値観によって“どうするか”が変わりますよね。
でも日本でも論文捏造問題ってありましたし、国に関わらずの問題かなぁ、とも思います。

>日本の研究に対する予算
国の支援は少ない・・・のかしら、やっぱり?
その辺りの事情はホント知らないままエントリ上げちゃったんですけど(大汗)。
バイオ系だと民間企業がずいぶん技術の買い上げ、支援なんかやってるみたいですよね。
それはそれで、青色LEDの時みたいに
「発明者に対する評価・知財所有権」
っていう問題が出てくるわけですが・・・。

うーん、やっぱり悩ましい^^;
ねこねこ
2006/01/13 16:41

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