改めて『不都合な真実』

アル・ゴア氏がノーベル平和賞を受賞し、授与式のニュースが配信されましたね。
実はねこねこはまだ映画を観ていなくて、この機会にと思っているのですが、正直言って
「アメリカ人が何言っちゃってんの」
と狭い考えでおりました。
だって、アメリカと中国が共に色んな意味でジャイアンだから。
その国の人が何を言っても説得力はないと思っていたんですね。我ながら偏狭ですが^^;
でも、授与式のスピーチでようやく映画を観てみようという気になりました。
“その国”の影響力のある人が自国を含めてこういう発信をするというのは、とても意義のあることだと思います。

■ノーベル平和賞授与式、ゴア氏が「CO2税」導入アピール
YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071210it13.htm
 【オスロ=本間圭一】2007年ノーベル平和賞の授賞式が10日、オスロの市庁舎で開かれ、地球温暖化問題に取り組むアル・ゴア前米副大統領と、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)に受賞証書と賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億7300万円)が贈られた。

 ゴア氏は受賞演説で、温室効果ガスの排出に課税する「二酸化炭素(CO2)税」の導入を各国に呼びかけた上で、インドネシア・バリ島で現在開かれている気候変動枠組み条約第13回締約国会議に触れ、「中国と米国が明確な対策を講じるべきだ」と言明、温室効果ガスの2大排出国の両国に強力な温暖化対策を求めた。ゴア氏は今週、バリでも演説する予定で、気候変動が平和に影響を与える点を強調、米中両国に協力を呼びかける方針だ。

 ゴア氏は演説で、「人類は地球上の緊急事態に直面している」と指摘。さらに、日本や欧州諸国が近年、温暖化対策を進めている点を称賛する一方、米中両国が「気候の危機に関する対応が不十分だ」とし、「米中は(温暖化交渉)行き詰まりの責任をなすりつけ合うのをやめるべき」と主張した。

 IPCCのラジェンドラ・パチャウリ議長は「今日、気候変動に関してより多くの科学的な証拠が存在する」と述べ、各国に政治的決断を下すよう促した。

 両氏の演説は、政治的なメッセージを発するという近年のノーベル賞委員会の意向を強く反映した内容となり、平和賞の影響力がバリ会議の議論に及ぶかが注目される。

 京都議定書(約束期間2008~12年)は温室効果ガスの2大排出国の米中両国が参加しておらず、常に実効性が疑問視されてきた。それだけに、両国を取り込み、同議定書後の温室効果ガス排出削減の国際的な枠組みを決める今会議は、地球温暖化の行方に決定的な影響を与えると言われる。2人の発言は、バリ会議で米中両国に合意への努力を呼びかけるという明確なメッセージを送った形だ。

で、改めて映画のオフィシャルサイトhttp://futsugou.jp/main.htmlを見てみたのですが、サイトのメニューに“TAKE ACTION"というところがあります。
要はどう行動するかという指針で、「できることからやろう」というものですね。
チームマイナス6%にもありましたけど、個人レベルで何かしようと思ったら、国ごとの制度の違いは若干あってもできることって同じなんだなぁ…と思いました。

当たり前ったら当たり前なんですけど、改めてそこに気づくと実に新鮮な気分。

この件については一般の人たちから気づいていくことで政治が動く、そういうものなんじゃないかなぁ(中国を除く)。
政治はあくまでも「各国単位で国全体の利益」を考えるわけで、経済活動の阻害になるものは排除する傾向にあるでしょう。経済活動が阻害されれば収税やら競争力やらが鈍化して、国として死活問題になりますからね(でも、それはもっと大きな全体の死に繋がることなんですが)。
それを色々な方面からの知恵と技術で、どう両立させていくのかを政府に考えさせるのはその国の国民の役目で、民主主義国ならどこも同じハズ。

今からじゃ延命しかできないかも知れませんが、その間に文明の基礎を転換できるチャンスがあるかも知れませんし。


こういう話って突き詰めると、気候変動によって世界の人口がどのくらいになるか(あるいは残らないか)、生態系の変動に人間が生態系の一部としてついて行けるか(あるいはついて行けないか)、というところに行き着くとは思うんです。

でも、今の文明が全てでも最後でもないと、ねこねこは思いたいなぁ。

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