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zoom RSS 安全か危険かで話すのは思考停止の第一歩

<<   作成日時 : 2011/03/20 12:21   >>

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昨日少し大きめの余震がありました。
引き続き気をつけて参りましょう。


昨日は農産物と牛乳から放射性物質が検出されたとか、1都6県の水から規定値内ではあっても放射性物質が検出されたとかいうニュースがちょこっと出て、その後追加のニュースがなくなりましたねぇ。
水は現在のところ規定値よりもかなり低い状態なので、次に雨が降った後の数値が速やかに出てくるように対策して頂きたいですね。
農産物については、はっきり言って官邸がまたもや情報投げっぱなし。
野菜なら最悪の場合でも洗ってしまえばいいわけですが、牛乳となるとどうなるんだろうかとちょっと考えました。

内部被曝の除染がやっかいなのは、専門サイトを見るとよく分かるんですが、枝野長官のアナウンスは外部被曝の基準で「ただちに健康に〜」と言っているもの。
こういうのを『大本営発表』というんだ、どあほ。

飲料水に含まれる場合でも、単位が既に周知されたシーベルト/hではなくベクレル/kgになっていてなにそれ?な方も多かったかと思います。

 【参考】
ベクレル−Wikipedia

NHK 「ベクレル」と摂取制限指標

毎度毎度思うんだけど、ほんとに情報投げっぱなしで国民に不安と労力を必要以上に求める政府です。
検出されたので、今後どういう方針でとかどこでどのように検査を強化していくとかそういうの出してよ。
昨日もその後ニュースをできるだけ追ってみたけど
 いつ収穫→いつ出荷→どの経路で運搬
という情報はほぼ皆無。
それがないとどこまで警戒したらいいのかほんとに分からない。
牛乳に関しては原発から30kmの外縁部というのが出ましたけどね。
大丈夫である限りは被災地応援と風評防止のために、現地の生産物買いたいんだからしっかりしてくれ。


さて、原発に関してですが、産経のコラムでこんなのが載りました。

「世界一の地震国」日本、安全か危険か
iZa http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/gaishin/497829/
【外信コラム】イタリア便り

 日本は「世界一の地震国」として知られ、耐震工学の分野でも世界一と信じられてきた。その国の原発が地震と大津波で破壊され、周辺で放射線が高い数値を示しているというのでは、世界中が一体、原発とは危険か否か疑問を抱くのも無理はない。

 実際、ドイツは古い7基の原発の稼働を3カ月間一時停止することに決めた。イタリアでは、1986年のチェルノブイリ原発事故後の国民投票で新たな原発建造の中止を決め、現在では先進国中唯一の原発を持たない国となった。不足の電力は隣の原発大国のフランスから輸入している。

 イタリア政府はこれでは時代に取り残されると、産業界の要請を受けて、総電力生産量の25%は原子力に頼ろうと、原発4基の建設を決めてきたのだが、今回の事故である。政府は「現在の原発は福島原発の100倍も安全だ」と計画変更を否定したが、野党からの反対が高まるのは必至だ。

 また、イタリアの通信社アンサは16日付の東京特派員電として「イタリア政府の防災チームが東京の大使館屋上で計測した大気中の放射線値は、ローマ市の1時間当たり平均値0・25マイクロシーベルトより低い0・04マイクロシーベルトで現在の東京に危険はない」と伝えた。とはいえ、今回の事故で原発を招致する市町村が皆無になることは確かである。


以前、自衛隊の海外派遣の是非に関して、ここで書いた記憶があるんですけど
安全か危険かで議論していくことは無駄以外の何ものでもありません。
「対応できるかできないか」で議論していかねばいけないんです。

安全か危険かで考えれば、原発はそりゃ『取り扱い注意』なんですよ。危険物。
世の中に取り扱い注意なものは沢山あるでしょう。
取り扱う人に免許を与えてるものが一体どれだけあるか。

今回の福島第一原発について、メディアは「地震と津波で壊れた」と言っていますが、あれだけの地震があってもきちんと停止した、最初の安全対応はあのとんでもない規模の地震でもきちんと機能してます。
その後度々余震がきてもそれでどうかなってるわけでもありませんよね。
今回ハード的に対応しきれなかった部分はその後の津波。
地震に対して敏感であっても、津波に関しての備えには鈍かったということです。

更にここまで事態が拡大した場合のソフト的な対応も、対応しきれなかった要素に入ると思います。
むしろ、ソフト的な対応を誤って危機的状況が拡大したというか。
政府の情報収集や指揮系統の確立と実行、自衛隊や警察・消防の装備のレベルも、米軍の対応と比較して見るとどれだけおざなりにされてきたかよく分かります。
そう言えばフランスから防護服一式1万着届いたはずですけど、どうなりましたかね?

国をあてにせずに、いわき市で安定ヨウ素剤の配布をしたというニュースが出ましたが、原発周辺でそういった備えのある自治体は、政府が機能不全に陥った例を体験したわけですから逆に今後備えの幅を厚くすることもできます。
大きな原子力災害になった場合、今の備えではそういった備蓄のない自治体が長期的に見て最も被害が大きくなることは容易に考えられますので、全土で備える体制へ切り替えることが大切になってくるのではないでしょうか。


危険か安全かで考えて、「危険だからダメ」とやるのはエネルギー政策と安全対策を有効に考えていく上で大きな足枷になると思います。ましてや築数十年の原発で、安全対策の予算を仕分けられたところにこの災害です。
災害はまたいつやって来るか分かりません。
東電を叩く、原発反対だけやっていては、必ず他の場所での大規模災害の際に同じ危機に見舞われると思います。


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