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zoom RSS 人材の流動性についてちょっと考えてみた

<<   作成日時 : 2010/01/31 13:34   >>

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某巨大掲示板には、毎日様々な媒体からのトピックスでスレッドが立ちます。
自分が積極的に情報を取りに行くサイト以外からの情報は、時に興味深いテーマを与えてくれるものですね。
その中でひとつ気になったものがありましたので、取り上げてみます。


若者の「海外流出」が止まらない!
冷え込む雇用がもたらす日本の衰退

DIAMOND online http://diamond.jp/series/yuuai/10009/より抜粋

「おらこんな村いやだ 東京へ出るだ」と吉幾三が唄ったのは20数年前。最近は「こんな村社会はいやだ」と東京を離れる若者が少なくない。

 彼らが向かう先は海外。不景気の憂さを忘れるため旅行するわけではない。国外で就職、あるいは起業する人々が増えつつあるのだ。

 日本総合研究所主任研究員・藤波匠さんは次のように話す。

「総務省の人口推計によると、2007年10月〜2008年9月までの1年間、日本人の国外流出数は10万人を超えました。過去20年間で最大の出国超過となっています。

 一方で、企業の海外赴任者は近年減少傾向にありましたが、2008年秋の世界的な景気の悪化以降、その傾向をさらに強めており、海外赴任者の帰国が目立っています」

 2008年の外務省の統計によれば、海外の長期滞在者のうち、企業関係者は1年間で約1300人減っている。かわりに自由業関係者はおよそ2000人増えた。また、永住者は約2万1500人も増加し、36万人を突破している。

「とくに20〜40代と比較的若い世代で出国超過が目立ちます。今後も、企業の海外赴任によらない人口の海外流出は増えるでしょう」

リンク先は5Pくらいある長めの記事で、個々の事例には首を傾げるものもありますし、最後の東京の大阪化というのは大阪の事情を知らないねこねこにはいまひとつピンとこないところもありますが、非常に興味深く読みました。

冒頭の「こんな村社会はいやだ」というのはずいぶん扇情的な書き出しですね(笑)
最近はそんなでもないと思うのですが、仕事を得るにあたってやはり高いハードルにぶち当たっているねこねことしては分からないこともないです。


現在は一定の技術を身につけた人にとって、「どこの国で働くか」は以前ほどあまり問題にならなくなってきました。
特に英語圏での就業であれば、語学力を測る検定(IELTSなど)の情報が非常に充実していますし、人材を募集する企業が自国での人材育成を待たずに国籍を問わず募集しているケースもあります。
場合によっては特定職業の実務経験を持ち、語学検定で十分なスコアを取れれば移住に関しても比較的許可を得やすいということもあります。

現在日本国内では、多様な求人情報の中でも就業希望者が応募する業種に極端な偏りが発生している状況ですから、語学や生活習慣といったものでハードルの高さをあまり感じない人たちは、希望職種の募集が他国にもあれば、移住も視野に求職活動をしていくわけですね。

以前は国内での人口還流現象であったIターンやUターンが日本国内に留まらずに拡大して起きているわけで、日本はどちらかと言えば「世界の田舎」という位置づけになってしまっているのではないかと。
人口比率における少子高齢化も、「日本を世界の一地方」と捉えてみると、そっくり同じ現象に見えてくるのは私だけでしょうか。
若い労働力の不足についても、外国人労働者に入ってもらうことである程度解決してきた地方は多いと思いますが、日本は現政府もそういった解決方法を国全体に対して行おうとしています。

ですが、本当にそれで地域の活性化は成されたでしょうか?

日本が元気で魅力あふれる国であるには、カンフル剤のように税金を注ぎ込む今の政府の方針よりも(危機を脱するまでは仕方がない面もありますが)、同時に高齢化や過疎化といった問題を上手く解決し地元の特性を生かして活性化してきた「地域の成功例」からも、その手法や理念を学ぶ必要があるんじゃないかなぁと思った次第です。


ところで、日本で教育を受けた日本人が海外で就業しようという流れと同時に、外国から日本に技術を学びにきて、学んだ技術を持って帰国し母国で役立てるといった流れもあるわけですが、こういった人材の流動が定着すると、日本は「世界の学校」という位置づけに陥る可能性もあるなぁと思いました。
それはそれで、世界の中で確固とした地位を築いてしまえば、一つの特性であるし常に世界をリードする技術と知識の集積体にもなり得ますけど。
萩尾望都の『11人いる!』に登場する宇宙大学国のように。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
『11人いる!』とは懐かしい。もっとも、宇宙大学は他星系からの攻撃を防御できるほどの独自の自衛力をもっていたはずですが…
かせっち
2010/01/31 19:14
>>かせっちさん
 >独自の自衛力
宇宙大学の防衛力は、SFの世界の設定ではありますけど高い技術と、学問の自由と学生の安全を守るための確固とした理念に支えられていました。

世界の中で独自の理念を持って独立を守っていくためには、あらゆる相手や状況に応じられる対外策が必要ですよね。
今の日本では望むべくもありませんが^^;
ねこねこ
2010/02/01 11:36

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