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zoom RSS やってみたら、意外と難しかった

<<   作成日時 : 2010/01/26 21:18   >>

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国会での審議がネタ満載になっていますね。
元々本会議は「形式美」的な流れも多いですが、各委員会での答弁がお笑い番組並みでは困ったものです。
国民を娯楽番組的に「面白がらせる」のも、興味を持たせる一つのやり方ではありますけど、今世の中はそんなに悠長なことを言っていられるような情勢でもありませんし、そんなノリで国の舵取りされたら困ります。
とは言え、ねこねこ程度の知識で色々見ていても、おいおいそれはどうなのと思わず突っ込んでしまいそうなやりとりが繰り広げられているようで、ついつい取り上げてしまいますね(笑)


まずは25日の衆院予算委員会。

前原国交相、自民・町村氏に逆ギレ「さっきから聞いていたが…」
msn産経 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100125/plc1001252028014-n1.htm

 25日の衆院予算委員会で前原誠司国土交通相が、自民党の町村信孝元官房長官の質問に“逆ギレ”する一幕があった。

 地方の疲弊ぶりを訴える町村氏に対し、前原氏は「さっきから話を聞いていたが財政赤字を膨れ上がらせて、バラマキの公共事業をやってきたのはどの政党、政権か!ダム、空港、港の維持管理だけでも大変だ。これ、どうするんですか」と逆質問で応酬。

 鹿野道彦委員長は「時間なので」と制止に入ったが、怒りの収まらない前原氏は「自分たちのツケを放っといて、今の政権に文句を言うのはやめてほしい」と主張。町村氏が「何かあれば前政権のせいだという論理は拙劣だ」と議論を打ち切ると、前原氏は「一言だけ、委員長!」となおも食い下がっていた。


前原さん真面目すぎ(笑)
今相当大変なんですねぇ…
そう言いたくなる気持は分かりますけど、担当省庁の責任者なんですから言っちゃだめですw

例えば、スケープゴートとして八ッ場ダムを政権発足後即座に中止したところまでは勢いでいっちゃいましたけど、中止になったダムと継続になったダム、総合的に考えて必要なものを残すという政権の言い分の後ろに、継続になったダムは実は民主党議員さんの地元であったりとか、そういう情報も透けて見えてきてるみたいですし。

民主党は前原氏が言った「これ、どうするんですか」を「わたしたちが解決します!」と言って立った政権ですから、むしろ論戦としては「あなたたちがこういう間違いをしたのでわたしたちはこうします、あなたたちが間違いを正す方法をお考えだったのなら一通り聞きますよ」と言ってしまっていいはずなんですね。

結局逆切れとも取れるこのやりとり、実際やってみたら今までの予想をはるかに超えて大変だったのね、ということは有権者に分かりましたけど、「だからどうする」というのが全く伝わらないわけで、これまで野党とは言え政治に携わってきた民主党が、実際のところ与党の政策に太刀打ちできるほどの政策・施策案を持っていなかったということがまたひとつ明らかになったといったところでしょうか。

ちなみに
『財政赤字を膨れ上がらせて、バラマキの公共事業をやってきたのはどの政党、政権か!ダム、空港、港の維持管理だけでも大変だ。』
とはよく言ったもので、そのとっかかりからそれをレールに乗せて利権化してきた時代の政権には、現民主党幹事長の小沢氏やら現首相の鳩山氏やらががっつり関わっていたわけで…

そこ、笑うところ?

そういう政治を脱却したいのなら逆切れするよりも、ブラックボックス化していた金の流れを解明して、ひとつひとつ構造を明らかにすること(その一端を検察がやってますね)と、現在の維持費を圧縮する方法としくみを具体的に構築すること(ここ前原氏の仕事)が大切なんであって、鬱屈するなら国会以外の場所で幹事長に当たってほしいものです。


そして、予算審議が参院に移ったら移ったで、なんとも頼りない大臣答弁になっているようです。


子ども手当、閣僚答弁が混乱 経済効果めぐり
47NEWS http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012601000614.html

 26日の参院予算委員会で、鳩山政権の目玉政策である子ども手当の経済効果をめぐり閣僚答弁が食い違い、審議が一時中断する場面があった。

 自民党の林芳正氏は子ども手当について、波及効果によって所得がどの程度拡大するかを示す「乗数効果」がいくつになるか質問。仙谷由人国家戦略担当相が「1以上であることは間違いない」と述べる一方、菅直人財務相は「詳細な計算はしていない」と答弁した。

 麻生内閣で経済財政担当相を務めた政策通の林氏は、子ども手当などの給付は貯蓄に回されやすいため「乗数効果は1より小さくなる」と指摘。「中学校の数学で分かる」と皮肉った。

 プライドを傷付けられたのか菅氏は「子ども手当には少子化対策の意義があり、長い目で見て大きな効果がある」と懸命に反論した。


要約するとこんな感じ。

   野党:子ども手当ての乗数効果はどのくらい?
   政府:計算してないけど1以上
   野党:貯蓄に回されやすいから1以下のはず
   政府:少子化対策になるんだから長い目で

乗数効果のレクチャーを途中で官僚が大臣にするという一幕もあったみたいですから、実は官僚がちゃんと計算しているのかも知れません(笑)
 【参考】 Wikipedia-乗数効果
でも、計算結果を大臣が知らないのは問題です。
これでは何の指針もなく、カンと視認で真っ暗な海を航行しているようなもの。
特に菅氏は財務相です。
仮に「自分自身で計算していない」としても、施策に関する経済効果は睨んで政策を考えていただかないと困りますし、官僚に計算させて結果が上がってこなければ情報が大臣に上がっていないということになりますから、これも管理者として非常に問題です。

挙句の果てに、少子化対策になると逃げましたが、これは論点のすり替えです。
   政治主導=政治家の強弁で国会審議を乗り切ること
ではありませんよねぇ。
(ちなみに、以前もねこねこは書いてますが、少子化対策として有効なら、年々子供が増えることで手当ての支出額が増えるということ。果たして長い目で見ることのできる政策なのかという点でも大いに疑問の残るところ)

政府が様々な現在の問題点について具体的で確固たる方針と対策を持っており、「やってみたら予想外にひどいことになっていたよ!」と国民に訴えかけて「問題は根深いのでこうします!」と明らかにし、その上で野党に対して「お前たちがさんざんなことをしたんだから、これこれこの施策に協力しなさい」と言うならまだ分かるんですけどねぇ…。
理想論ですかね、これって(笑)

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コメント(2件)

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>>カンと視認で

 ヤマ菅ですか? 菅だけに。(゚∀゚)

 共同通信の記事のトコロ、たまたまラジオで聞いてたんですけど、爆笑モンでしたよ。林氏が呆れて苦笑しながら質問してるのがなんとも可笑しくて。記事にはありませんが、長妻氏がしゃしゃり出てきて答えた内容がまたトンチンカンで、林氏が「判らないんなら答えないでください」と返してた下りは腹がよじれそうでした。
KWAT
2010/01/26 22:24
>>KWATさん
 反論されるとカン癪おきるんですけどね
 菅だけに。⊂⌒~⊃。Д。)⊃

見ていて長妻氏が気の毒になってきた今日この頃です。何かっていうとサンドバッグにされてる気が^^;
まぁ自業自得でしょうけどもw

しかし、さすがに個々のお財布事情に訴えかけて立ち上がった政権です。マクロ経済の視点がすっぽり抜け落ちてる感じですねぇ。
やりとりに笑っていられるうちが華っていうか、今のうちに笑っておけっていうか…^^;
ねこねこ
2010/01/27 13:39

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