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zoom RSS 線路のないところで電車は走れるか

<<   作成日時 : 2009/09/04 16:20   >>

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今日の昼頃の情報バラエティで、年金改革について色々やっていたようです。
気づいたのがちょっと遅くて、印象に残ったのがコメンテーターとして出演していた人たちの締めの言葉だったんですけど、「今日明日すぐにシステムが変わるわけじゃないんですね」と誰かが言い、それに呼応して「4年間かけてみんなで考えましょう、ということですね」と他の人が受けてました。
当たり前っちゃ当たり前の話ですけど、ずいぶん新政権に優しいですねTVの中の人たち。
麻生さんも全額税方式とか新しいやり方を提案していたわけで(これはこれで起こりうる問題が色々あるわけですが)、かなり意識的にスルーされてたのになぁ(笑)

さて、子ども手当てがその財源とされる扶養・配偶者控除廃止なしに実施されようとしていますが、参院選の選挙対策だそうです。

民主党、子ども手当臨時国会で成立方針 参院選前に支給 扶養控除カットと切り離し
msn産経 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090903/biz0909030146000-n1.htm
 民主党は2日、衆院選のマニフェスト(政権公約)に掲げた「子ども手当」の制度創設のための関連法案を今秋の臨時国会で成立させる方針を固めた。制度を来年度当初からスタートさせ、実際の支給は来年6月ごろとする。子ども手当とセットで実施する可能性もあった配偶者・扶養控除の廃止については切り離して実施する。来年7月の参院選前に目玉政策の子ども手当を実現して、新政権の成果を示すとともに、国民に負担を強いる控除カットは後回しにして参院選を有利に戦う狙いがある。

 子ども手当は子育て支援を目的に中学卒業までの子供1人に対して月額2万6千円、年間で計31万2千円を支給する仕組み。民主党はマニフェストで制度開始の初年度となる平成22年度は半額支給し、23年度以降、全額支給するとしている。民主党は半額支給となる来年度の子ども手当実施などの所要費用を2兆7千億円と見込んでいる。

 民主党が秋の臨時国会で子ども手当制度創設の関連法案の成立を急ぐのは、来年7月の参院選対策の意味合いがある。来年の通常国会で法案を提出し、成立がずれ込んだ場合、来年度予算に手当支給が盛り込まれても、実際の支給が参院選に間に合わない可能性が出てくる。このため、臨時国会での成立は、民主党にとって譲れない一線だ。

 支給方法についても、「1カ月ごとに支給するよりも、数カ月分をまとめて振り込む方が、受け取る国民にとって経済効果は大きい」(党中堅)として、毎月支給ではなく、年4回の分割支給とする方式などを検討している。年4回の支給の場合、来年4〜6月分(子供1人当たり3万9千円)を参院選直前の来年6月中にまとめて支給することが可能となる。

 子ども手当支給と配偶者控除・扶養控除の廃止をめぐっては、中学卒業までの子供を持つ全世帯で手取り収入が増える一方、子供のいない65歳未満の専業主婦世帯では「増税」となる世帯が出てくるとの批判がある。このため、民主党内には、参院選への悪影響なども考慮して、「子ども手当支給と控除廃止がセットだと思われないように切り離して扱うべきだ」(党幹部)との意見がある。また、民主党は初年度に行う半額支給分は両控除廃止による財源を使わずにまかなえるとみており、、控除廃止関連法案を来年の通常国会以降に提出する方針だ。
※強調部分はねこねこによる

民主党は以前麻生内閣の定額給付金を「票を金で買うようなものだ」と批判していましたが、もうちょっとそれを大々的にやろうというわけですね。

しかも、支給が先、継続支給のための財源になる控除廃止が後。
これ、控除廃止によって起こりうる問題(社会構造や雇用情勢の変化など)の社会的影響が万が一深刻だと判明しても、一旦給付が始まったものを即停止することもできないでしょうから、実際に控除廃止できなかったら財源どうするつもりなんでしょうね。
見切り発車どころの騒ぎじゃありませんよこれ。
線路のないところに電車を走らせるようなもんです。

しかも党幹部の意見として
『子ども手当支給と控除廃止がセットだと思われないように切り離して扱うべきだ』
ってありますけど、これ言ったのが誰なのかとても知りたい。
今回の選挙で財源を問われて、控除廃止が財源の一部だと説明してきたでしょう。
セットだと「思われないように」?実際セットなんでしょう?
事実を隠して票を集めるつもりなら悪質以外の何ものでもありませんよ。

政策の利点とリスクを両方きちんと説明するのは、政治家になろうとする者の義務です。
投票を有権者の意思表示として考えるならば、きちんと説明を受けてリスクを計り、大多数がそのリスクを呑めると判断して票が集まったのなら、それは深刻な社会影響が限られた一部で済むということでもあります。
であれば影響のあるところへの手当てや支援が必要になったときも、最低限の財政出動で済むわけです。

今回の選挙でも「もらえる」ことだけを考えて投票した人が少なからずいるようです。
(この時点でリスクの影響範囲が正確に分からないわけですよ)
毎年の歳入なんてそうそう増えませんし、経済が沈めば税収は減ります。
今までよりも「もらえる」ならば「もらえなくなる」部分もあるのは当然です。
こういう給付ものが目玉になっている場合、有権者は「もらうだけの立場」ではなく「収める立場」でもあることを忘れずに(一部「もらうだけの立場」という人もいるようですけど)、メリットとリスクをきちんと天秤にかけないと社会は崩壊します。
※ちなみに、このブログではそれぞれのテーマに絞って毎回書いてますので今回は触れていませんが、一番不安なのはこういうものに隠れて本来一番重要な外国人の政治参加についての議論がなされないまま政策を支持したことになってしまうところです。

それを、票集めだけを考えてリスク部分を隠してしまえなどと…、その党幹部とやらがもし議席を持っている人なら、そんな人は議員をやめてもらうべきですね。


ただ、個人的にひとつ期待できることがあります。
先日とりあげた、朝の情報バラエティに出演していた蓮舫氏の発言。
主に批判部分を書きましたけど、そのほかに「おや」と思ったものがこれ。
「今現在子どもが欲しくて治療を受けていても子どもができない人たちが、取り残されているように感じていることも問題です」

少子化対策を語る人たちで、不妊治療を受けている者に対して少しでもメディアで触れたのは初めて聞きました。不妊治療を受ける人たちのうち、大部分が「原因不明」の診断です。
何故かというと、排卵のメカニズムが現在行われている検査や治療では正常に機能しているのかしていないのか、明らかな判別が不可能だからだそうです。
ねこねこも「原因不明」の一人ですが、治療方法がもう少し体や精神的に負担の少ないものに進化してくれるとありがたいんですけどね。今は「本気で子供がほしいんなら、子供ができるまでの一時なんだから文句言うな」くらいの勢いですから。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりですゥ〜(涙)
パソコンの不調やら治療院の引越しに伴うパソコン買い替えなどでねこねこさんはじめいくつかのブログのアドレスが行方不明になってしまい、アクセスできませんでした。

今日、フト自分のブログのブックマークを見てみるとナント!こちらのブログをブックマークしてました。
で、早速やってきたという次第です。

まずはご挨拶まで。どうぞよろしくお願いします!
寒河江の菅ちゃん
2009/09/06 18:10
>寒河江の菅ちゃん
お久しぶりです^^
こちらこそ、すっかりご無沙汰してしまいました。

すぐに再開のお知らせできなくてごめんなさい。
これからもよろしくお願いいたします^^
ねこねこ
2009/09/07 12:31
初めまして〜共感できるお話が多いので
また訪問させて頂きます〜
よろしく・・・・。
翡翠
2009/09/08 18:38
>翡翠さん
初めまして!ご来訪ありがとうございます^^
こちらこそよろしくお願いしたします^^
ねこねこ
2009/09/09 08:23

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