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zoom RSS まず「言葉の定義」から始めましょうか。

<<   作成日時 : 2008/09/27 01:50   >>

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麻生内閣が誕生して、昨日あたりは相変わらず『○○内閣』という命名がマスコミを中心に流行(笑)したようです。
そして今日は早速閣僚の発言を取り上げて批判合戦。
不思議と福田内閣では起こらなかったこの流れですが、またお約束のように戻ってきたところを見ると、
「何かを成そうとする内閣」
は攻撃されるということでしょうか^^;
逆に言えば、「特段何もしない内閣」は攻撃されない」わけで、何もしないということはその陰で旧来の国を蝕むシロアリが安心して大黒柱を食い続けるということでもありますね。
なるほど、攻撃の目的がよく分かるというものです。


ちなみに麻生総理の閣僚人事発表の会見は、ねこねこは個人的に非常に好感を持ちました。
ただ名簿を発表するだけでなく、それぞれの役職について「こういう仕事をしてもらいます」という方針を分かりやすく表明しているところと、任命した閣僚に対し、基本のキとして「国民本位で働け」「官僚を使いこなせ」「省益でなく国益を考えろ」と“国民の前で命じた”ところ。

というか、こんなこと当たり前のこと、普通あんなに大上段に構えて言わないですよね。

悪意を持って見れば麻生氏の「俺様」ぶり、でも興味を持って(専門的な知識を持ってじゃないですよ^^;)ニュースを見ているねこねこの感覚から言えば、わざわざそう言わねばならない程「基本を忘れた」政治屋が横行していると国民に見られていることを総理はよくご存知なのね、といった感じ。

マスコミはTVも新聞も「ワンマンだ」「オレ様内閣だ」と批判的ですが、そもそも政治屋や選挙屋に政治を思い出させるような真っ当な批判を置き去りにしてきたマスコミが何を言っちゃってるんだかと素人目には映りますね。

さて、そのマスコミですが早速手ごろな大きさの“焚き付け”を拾ってきたようです。

■麻生内閣出足でつまずく=国交相が失言、イメージダウンも
時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092600916
 麻生内閣がスタートからつまずいた。中山成彬国土交通相が就任早々問題発言を連発し、撤回・謝罪に追い込まれ、閣僚の不適切な献金受領も発覚した。衆院選が迫る中、野党側はまた一つ、政府への追及材料を得た形で、新政権のイメージダウンになりかねない。
 「麻生内閣が発足したばかりなのに、注意してほしい」。26日朝の与党幹事長・国対委員長会談の席上、公明党の漆原良夫国対委員長は国交相を厳しく批判し、政府に猛省を促すよう自民党に求めた。
 国交相の発言は25日の就任インタビューでのもので、成田空港建設反対闘争を「ごね得」とし、大分県教委での汚職に絡み「日教組の子どもは成績が悪くても先生になる」などと断じた。与党側から抗議を受けた河村建夫官房長官は26日の閣議後の閣僚懇談会で、全閣僚に「発言で国民に誤解を与えないように」と注意した。
 ただ、その河村長官も、談合で摘発された複数の企業からの献金が表面化し25日に陳謝したばかり。中川昭一財務相や小渕優子少子化担当相も自身の資金管理団体や政党支部で、指名停止処分を受けた建設業者から献金を受けていたことも発覚した。
 これに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は26日の記者会見で、国交相の罷免を要求。河村長官らの不適切な献金にも言及し、「(麻生太郎首相の)任命責任も問われることになる」と首相を厳しく追及する姿勢を鮮明にした。
 事故米の不正流通、役所ぐるみの年金改ざん疑惑、米国発の金融不安…。国会で対応を迫られるこれらの難題に、国交相の失言なども加わり、与党側からは「麻生人気はすぐに落ちる。このままでは玉砕選挙になる」(自民党中堅)との悲鳴も上がっている。

談合で摘発された企業からの献金については他のサイトさんを回って勉強してきますので、ここでは勘弁してもらうとして、中山国交相の発言についてですが…。


某巨大掲示板風に言えば、「ちょw これはなんという正直者www」という感じかしら(笑)

本人があっさり撤回しちゃいましたが、何事も本当のことを言うばかりではカドが立ちますね。
若い人にはウケがいいかもですけど、年配の方が顔を顰めるかもなので、もうちょっと創意工夫が必要かと。
とは言え、早々にこういう「ド正直」な発言が飛び出すあたり、「何を言っても批判されるんだから、何でも言っちまえ」的な勢いが麻生内閣にはあるのかなと。どうせまともな報道はハナから期待していないというか(爆笑)。


でも、ひとつ気になることも。
上記の記事では書かれていませんが、中山国交相の一連の発言には
「日本は単一民族」
というのもあったそうで、人権を盾にえらい批判している人もいるようです。
この件、ここでうやむやにしてしまうと、この先大きなお荷物になるような気がします。

国会決議でアイヌの人たちを「先住民族」だと明確に位置づけたことは確かですが、では、それを踏まえて今後どのように政策や法制として反映していくのか、そこまで具体的な行動をするほどではないけれど、「日本国内における民族とは、過去の同化政策も踏まえてどう捉えてゆくべきか」というビジョンはさっぱりありません。
今回の発言を機にまた議論が展開していけばいいのですが、「人権が」というところで思考停止の上、それを「うちでの小槌を手に入れましたね( ̄ー ̄)」なんて唆す勢力がいる以上、国民側が積極的に考えて意見を交換していくことが必要ではないかと思うんですよね。

ねこねこはアイヌや琉球には独自の文化や伝統があって、それは尊重・継承されてゆくべきだと考えます。
同時に大和民族の文化や伝統も尊重・継承されてゆくべきだと。
ただ、いわゆる「民族自決」の概念に添う尊重ではありません。

過去の「民族自決」の概念は、植民地の独立に大きな影響を与えました。
植民地が独立を果たした近年では、その概念が「少数民族にも自決権が及ぶのか」というところが議論になっているようです。
ですが、例えば日本のアイヌ民族や琉球民族といった人たちが、日本国からの独立を目的とするかと言えば、完全にひとつの経済圏として確立してしまった現在、独立はできても自立は難しいのではないでしょうか。
となれば、民族というものの捉え方を時代に即して変えてゆくのもひとつの方法です。

文化や伝統が干渉されずに(自然でゆっくりとした融合・発展はあり得るでしょうが)継承され尊重される一方で、経済活動の大枠が国家である以上、ひとつの国家内を構成し、且つひとつの経済圏であるという認識をもって経済活動においてはビジネス・スタンダードみたいなものを尊重するとか。
例えば、「全員がドレスコードとしてビジネススーツを着用している会社で頑なに民族服を着て仕事をする」というようなことが、果たして文化と伝統の相互尊重に対してプラスに働くかどうか、ということですね。
また国家が最低限必要と定める教育に独自の教育を盛り込むことは、文化や独自の言語の継承に必要ですが、独自の教育だけが突出してしまうと、教育を終えた若い人たちが社会に出た後、経済活動に支障が出ることになり経済圏全体の危機に見舞われます。


更に、先日自民党議員から出てきた「移民1000万人構想」も含めて考えてみると、まずは現在「日本国民である各民族」の間でそれができて初めて移民を社会の一員として迎え入れることができるのであって、特に日本のように外国人が特殊な状況下で世代を重ねてしまい、殊更に「自分の同胞の為だけの“権利”を要求している」ような異常な状態にある国家では無用な争いを招くだけです。

また、この問題を考えていく中で、「自治区」や「居住区」を設けた国の大部分が、現在いかに大変な暴力と混沌に見舞われているかも忘れてはいけません。
それぞれの文化や伝統を守り継承してゆくためには、ある程度まとまった居住圏ができることも必要でしょうが、殊更に土地を割り振ってしまうことが、互いの民族にとってどれほど高い壁になるかは想像に難くありません。

同化させるのではなく、また互いに壁を隔てて国を分割するのではなく、共生することが必要で、それには各民族の主張以前に現在の「国家の枠組み」に含まれる大勢の国民のコンセンサスが不可欠だと世界の争いを見て学ぶことができます。
他国では民族の違い・部族の違いが争いや弾圧の種になっていたり、独裁政治でなければまとまらないような状況になっていますが、日本においてはそんなものを尻目に、ひとつの政治・経済圏が(大きく分けて)3つの古来からの民族を包み込むようなイメージを広く形成することができるのではないでしょうか。


中山国交相のこの発言については、他の2点はともかくとしても、「単一民族」については明らかに認識不足だと思います。
あるいは歴史を経て混血と融合が進んでいるためにそう表現したのかも知れませんが、この発言をただ撤回するのではなく、ちゃんと中山国交相の考える「単一民族」の定義を説明した上で、国民が「日本国民における民族の違いって何だろう?」と考える契機へと展開を促すような実力がほしいものです。
そうでなければ、またムダな情報ばかり氾濫することになって、国民は迷惑です。

まぁ、そしたらそしたで「詭弁だ!」とマスコミには更に騒がれるでしょうから、
どっちみちムダな情報ばかり氾濫することになりそうですが…

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