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最近新聞でよく見かける、消費税アップに関する記事。 「すぐに上げるというわけではない」とか、「歳出削減をせずに増税は言えない」とか、漠然とした言葉の羅列が記事に書かれていましたが、これって消費税アップに具体的に実務系のところは動き始めたってことかなぁ…なんて考えてました。 「すぐに〜云々」は、タイミングを計っているとも取れますし、「歳出削減〜云々」については具体的な削減策がさっぱり動き出さないので、表向きそう言っていても、世論の「やむなし」という認識が大勢になれば、歳出削減ができていなくても導入するぞという意思表示にも見えます。 で、その消費税を何に使うかと言えば、自民党の財政改革研究会が中間報告をまとめた中に、選択肢としてひとつの軸を打ち出したという記事が。 ■[永田町ウォッチャー]自民財革研が消費税上げ幅明記、民主への対立軸に 消費税を社会保障の財源にすると、「モノを買うと課税される」ので、食料品などの生活必需品を除外することで「一定年齢以上(年金受給世代)であっても、モノを買う資金力のある人からは平等に徴収できる」という面がありますね。 (除外しなければ、収入の低い世代が食いつめることになりますが) これが周知されれば、年金受給世代とそれを支える若年者との間の心理的摩擦を一時的に緩和する効果があることは確かでしょう(そもそもは制度の先行き不透明さが生んでいる摩擦なんですけどね^^;)。 ここで、ねこねこが気になったのが、消費税を社会保障税へスライドさせるという考え方。 社会保障財源とひとくちに言っても、社会保障というのは色々なものを含みます。 【参考】はてなダイアリー『社会保障とは』より 言うまでもなくこれらの財源は今現在、年金や健康保険、雇用保険といったもので前年度の収入に応じた金額を徴収されているものです。 では、消費税が社会保険税へスライドする時に、これらの徴収はなくなるかというとそうではないでしょう? 足りないから二重徴収、これはなんだかヘンじゃないのかなぁと思います。 足りないならどこからか工面しなければならないのはもちろん理解できます。正当な受給の権利を阻害される人たちがいるからです。 オマケに、社保庁の杜撰な情報管理によって権利が既に阻害されている国民がおり、それをまとめて払おうとすると膨大な拠出になると言われていますよね。 これでは、今の不祥事の手当てをする財源にとりあえず使われてしまうのではないかと心配になってきます。 そういう使われ方をしてしまうと、ある年代のの受給の権利を満たすために、若年世代はこれまで崩壊の危機を感じながら納めてきた本来の社会保障税に加えて、別口の社会保障税(それも生活にまつわる買い物をするともれなく徴収される方式の)も納めなければならなくなるわけで… これって、今の年金と状況は同じ。二重負担になっているだけに、世代間の心理的摩擦は結果的に大きくなるのではないでしょうか。 だったら、逆に社会保障税なんかにせずに、むしろ財政健全化のために使って欲しいです。財政難が拡大するだけ拡大した社会の中心となるのは、自分たちと自分たちの子供の世代ですから、できれば財政難を縮小しておきたい。 財源は、歳出を削減することを優先に考えろと。 ところが、これがまた題目ばかり聞こえてくる「歳出削減」。 公務員の人件費ばかりに目を向けるのではなく(公務員だって限界を超えて仕事ができるわけではないんだから、コスト対効果で考えるべき)、不正受給の抑止や審査基準の見直しをもっと進めるべきです。 でないと、どこに何がどのくらい必要で、いくら足りないのかも(真剣にやれば余るかも?)分からないでしょう。 そういうことなしに、こんな観測気球を挙げられたって、撃ち落したくなりますがな(笑) |
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