言うだけならなんとでも。

アクセスカウンタ

zoom RSS 譲れない一線というのは、どの国にもあるでしょ d(・ω・)

<<   作成日時 : 2007/11/10 23:55   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 4

韓国の外交通商相が訪米中だとか。
ワシントンでの講演で、米国による北朝鮮に対する「テロ支援国指定」の解除について、早期の解除を求めるべきだという話をしたんだそうな。
その記事を読んで、ちょっと思ったことがあったので書いてみます。

■韓国外相、講演で「北」テロ支援国指定の早期解除求める
YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071110i302.htm
 【ワシントン=宮崎健雄】訪米中の宋旻淳(ソン・ミンスン)韓国外交通商相は9日、ワシントンで行った講演で、「米国と北朝鮮のどちらかが(北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の)合意の実施をためらえば、相手にも先延ばしを正当化させることになる」と述べ、北朝鮮核施設の無能力化作業の進展にあわせ、米国は北朝鮮のテロ支援国指定解除などの手続きを早期に進めるべきだとの認識を示した。                         

 6か国協議の合意では、北朝鮮が年内に寧辺の3核施設の無能力化とすべての核計画の申告をすることになっており、米国のテロ支援国指定解除と敵国通商法適用の除外手続きについては、「北朝鮮がとる行動と並行して履行する」としている。北朝鮮は年内のテロ支援国指定解除などを求めているが、北朝鮮がシリアに核技術を提供した疑惑が浮上していることなどから、米国では反対の声が上がっている。

 宋外相はまた、韓国人拉致問題について「入り口で立ち止まれば、解決に時間がかかる。交渉しながら出口を見つけるのだ」と経済援助を続けている韓国の立場を説明。日本人拉致問題の進展があるまで、無能力化などの見返りとして行う北朝鮮へのエネルギー支援に参加しない方針を示している日本との姿勢の違いをみせた。

んー、韓国としてはそう言うでしょうねぇ。
終戦に向けて、また統一に向けて、これまでずっと宥和政策をとってきているのだし。
核施設の無力化にしても、何だか中途半端な感じになっても、いずれ技術力さえあれば復活できるなら、うまく終戦・統一できれば将来自分たちも自動的に核保有国になれる可能性だってある、くらいの色気はあるんだろうし。

アメリカにしても、そもそものきっかけになった偽ドル札の流通については、おそらく対策できたからOKっていう状況なのでしょうし(要は偽ドル札が使えなくなればいい)、麻薬に関しては主な汚染先は日本であって米本土は基本的には関係ないのでしょう?
あとは米本土に関係するのは核拡散なわけで、それが凍結できれば一旦は問題がクリアされるのだろうなぁと思います。

しかし十年単位で核問題を引っ張るだけ引っ張ってきた北朝鮮が、まだ条件をつけて引き延ばすのを許すほどアメリカも甘くはないと思いますけどね。
そういう状況が起こり得るという前提に立つならば、韓国のように「手を緩めてやってくれ」というのは図々しいお願いであって、引き延ばせない程更に締め上げるのが正解。

強盗のナイフを持った手を締め上げて、「分かった、捨てるから離して…」って言わせるとこまで行ってるのに、ナイフがその手から離れる前に締め上げるのを止める警察官はいないっつーの。


で、日本はと言えば、福田政権に替わってから
「前政権の方針を引き継ぎます」
と言うばかりで、具体的にどういう対策をするか状況が変わっても大して出てきませんね。

拉致問題に関しても、日本にとっては
「国民の生命・財産・権利が他国によって不当に侵害された」
ということに他ならないわけで、一昔前なら戦争になってもおかしくないこと。
そこは譲れないというはっきりした姿勢がないと、また隣国の対応でふらふらするんじゃないかなぁ。

上の記事では、韓国人拉致問題について日本との姿勢が違うと書かれていますが、違ってて当たり前だと思った次第。
先日も朝鮮戦争の終結に向けた動きが少しはあって、ずっと宥和政策を採ってきたこともあるし、統一にまでならなくても戦争が終わり往来が自由になれば、拉致被害者が生存していた場合本人の意思で帰ってくることも可能でしょう。
元はひとつの国なんだし同じ民族なんだしさ。

そんな日本との違いをわざわざ記事で強調しなくても、根本的に『国交もないまったくの外国(それどころか、日本は朝鮮半島の正式な政府として大韓民国しか認めていませんから、公には北朝鮮は国として認めていないことになってるし^^;)に国民が攫われていった』日本とは立場も対策も違ってて当たり前なんだってば。
どこの国も、自国の利益とリスクを考えてやり取りしてるんだからさぁ。


日本に今必要なのは、拉致問題に関する日本としての姿勢の再確認でしょうか。情勢も動いていることだし。アメリカに協力を求めていくのはもちろん必要だけれど、そればっかりを当てにしてても意味はないでしょう。アメリカはアメリカの国益・国策に則って動いているわけですから。
たとえ一国になっても、解決しなければ制裁は解除しない、取引はしない、支援も出さない、という姿勢でいても、日本は何も困らないですし。
心配なのはあまり先鋭化して、生きている可能性のある拉致被害者が人質状態になってしまうこと。
そのあたりの危機管理も含めて、改めて政府には基本姿勢の確認をしてほしいと思います。
そのうちまたマスコミが「日本だけ孤立」の記事を書き立てるだろうし。

一方では強面、他方でそれなりに甘みのある(自国に損のない程度で)話で関係各国をうまく釣っておくということも必要なんだけど、日本って強面が苦手だからなぁ。

ほんと、江戸時代とかの金持ってる大店のぼんくら若旦那みたい。
ヤクザものにへこへこして言われるがままにカネ巻き上げられて、結局店が潰れる、みたいな。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
企業理念 大和信春著 株式会社博進堂
企業理念・経営理念を創りたいとお考えの方には、おすすめの本です。★なぜ企業には、企業理念や経営理念が必要なのか?★企業理念と経営理念はどこが違うのか?★企業理念の効用はどのようなものがあるのか?熟読されて、再考されて、素晴らしい企業理念・経営理念を創られ下さい。創るだけでなく、実践・運用もお考えになられて構築されて下さい。目次より1.企業理念とは何か2.企業理念はなぜ必要か3.企業理念完成の方法4.企業理念の浸透と展開5.企業理念づくりの実際経営コンサルタントは武内コンサルテ... ...続きを見る
武内コンサルティング
2007/11/11 07:28

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
何処の国も、その一線は張りつめたものだけど
日本は縄跳びみたいに緩いし
『○○ちゃん、おはいんなさい!』てなもんで
意味も無い。
日本のほうが筋が通ってるから、
アメリカは日本の見方になってくれる・・・なんて
淡い期待はしないことですね。
色んな形で【思いやり】は一方通行。日本側のみの発動。
いい加減日本も、独り立ち出来る道筋を考えなきゃ。
ねむ
2007/11/11 15:56
>ねむさん
自分自身、アメリカに対する見方が随分変わりました。
日本はいい加減に『被占領国』から脱却しなければいけません。それが脱戦後レジームだったわけですが、自ら立つよりも何かに頼る方がラクというのもあって、なかなか受け入れられないようですね。
まるまるひと世代、アメリカの“強さ”に寄りかかってきましたから、脱却するには、よほど大きな事件か、よほど強い意志か、はたまた同じくらいの時間が必要なのかも知れません。
とは言え、大きな事件はリスクが高すぎ、戦後と同じだけの時間をかける余裕もありませんから、まずは強い意志を持ってその道筋を考えたいものです。

しかし、【思いやり】と言えば、予算名にするあたりが日本的ですよねぇ。その辺りにこれまでの日本の姿勢が現れていると思います。相手にとっても自分たちにとっても、目的を曖昧にしておこう、みたいな。
ねこねこ
2007/11/12 01:22
 伊沢元彦の「「攘夷」と「護憲」」を読んで思ったんですが。幕末に黒船ショックが幕府を襲って開国へと導き、また強固な攘夷論者だった薩摩と長州を開国に目覚めさせたのが薩英戦争と馬関戦争であったわけですよ。今の日本には、こういった黒船や外国との戦争(要するに命に関わる外圧)に相当する強烈な出来事が必要なのかも知れないなぁ、と。そうでもしないと日本人の平和ボケは治らないのではないかなぁ。なんせテポドンが上空を飛び越えても、ノドンが近海に着弾しても、なおも政府があんな体たらくなんですから。安倍氏に老獪な補佐役がいなかったことがつくづく悔やまれますよ。

 ・・・だからといって、日本のどこかの都市が北からのミサイルで壊滅する、なんてシナリオは小説だけにしといてほしいですけど。
KWAT
URL
2007/11/12 15:40
>KWATさん
当時とひとつ違うのは、目を覚ますだけの時間があるかないかということでしょうか。
当時はいくら欧米が強かったとは言え、日本のような島国全体を攻略するには結構時間がかかったのに比べて、今は『やるなら短時間』の世界ですから「うわっ!」と思った時には手遅れっていうことが起こり得ますね。

命に関わる外圧を、命に関わらせずにいかに終わらせるかが外交ではありますけど、外交もダメ、命に関わったときの対策もダメとなると、国民としてはもうゼツボーなんですが^^;

緊張感が高い今のうちに何とかしないと、いざ有事という時に両手両足を縛られた状態の自衛隊が「国民を守るために」という大義名分の下、独断専行することで一時的な軍政に戻る可能性って、日本はあまり低くないんじゃないかと思ってるんですよね。
妄想全開と言われればそれまでなんですけど、いわゆる“サヨク”の唱える革命とやらよりもよほど可能性が高いわけで、そこで何が起こっているのかに気づいても遅いんですけどねぇ…。
ねこねこ
2007/11/13 01:27

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
譲れない一線というのは、どの国にもあるでしょ d(・ω・) 言うだけならなんとでも。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる