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zoom RSS ショックの一言に尽きる…

<<   作成日時 : 2007/05/29 02:46   >>

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現職の大臣が自死とは。
少し前には、若年者の自殺予告で文部科学省と各学校がおおわらわでした。
公立校での未履修問題では、学校長が自死を選んだことについて、拙ブログでも取り上げました。
しかし、今度は現時点で現政権を支持している有権者として、大きなショックを受けています。


■強気の答弁一転、現職閣僚の自殺に政界衝撃
YOMIURI ONLINE記事 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070528i106.htm
 「法律に基づき適切に処理している」――。自らの資金管理団体に計上していた高額の「光熱水費」「事務所費」問題で受けていた厳しい追及に、強気の答弁を続けていた松岡利勝・農相(62)が28日、東京都港区の議員宿舎内で首つり自殺を図った。

 捜査が進む緑資源機構の談合事件を巡っても、地元の熊本県での疑惑が浮上する中で、農水族の大物議員に何が起きたのか。現職閣僚が自殺を図るという前代未聞の事態に、政界には強い衝撃が走った。

 松岡農相を巡っては、今年1月、資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が政治資金収支報告書に計上した事務所費や光熱水費について、記載が虚偽ではないかとの疑惑が浮上。参院予算委員会で3月、野党議員から高額な光熱水費の理由を問われ、「水道は、なんとか還元水(の装置)を付けている。光熱費も暖房なり、別途ある」と説明。「詳細は、きちんと確認してから必要ならお答えしたい」と述べていた。

 ところが、その後は「確認したが、適切に報告しているとのことだった。それ以上の報告は、現行制度が予定しておらず、差し控えたい」と、具体的な説明を拒否。今月23日に衆院予算委員会で行われた「政治とカネ」を巡る集中審議でも、「法の定めに従って対応するのが基本だ」と述べ、過去の支出の内訳などを公表する考えはないことを強調していた。

 4月には、市民団体が収支報告書への虚偽記入で松岡農相と資金管理団体の会計責任者を東京地検に告発していた。

 一方、東京地検特捜部が捜査中の緑資源機構談合事件に絡んでは、監督官庁のトップというだけではなく、機構の工事を受注した業者から過去に献金を受けていたり、自身の地元・熊本県で実施している「特定中山間保全整備事業」が強制捜査の対象となったりしたことに、責任を問う声が上がった。松岡農相は「責任を痛感しているが、二度とこのようなことが起こらないようなしっかりした対応をできるようにしていくことがまずは取るべき責任だ」と辞任の考えはないことを明らかにしていたが、自民党内からも「国会終了後、自ら辞任する対応を取るべきだ」との声も出始めていた。


現職閣僚の自殺は、戦後初とのこと。
不正があったのなら、きちんと明るみに出すべき事柄でしょう。
現行法で問題がないのなら、どう告発されようが必要な説明をして、そこに不備があると判断されれば、よりよい法が整備されるきっかけとなったでしょう。

それを…自殺?

耳を疑いました。これが本音です。


一方で、安倍総理が任命責任を認めるコメントを出したようですが、これも軽率だと言わざるを得ません。

■松岡農相自殺、首相が任命責任認める
YOMIURI ONLINE記事 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070528it14.htm
 安倍首相は28日夕、松岡農相の自殺に対する責任について、「首相として、閣僚の任命にあたっては当然責任を持って任命した。任命責任者として、責任の重さを改めてかみしめている」と述べ、自らの任命責任を認めた。

 さらに、「首相として、私の内閣の閣僚の取った行動に責任を感じている」とも述べ、松岡氏が自殺を選ぶほど追い込まれたことにも自らに責任があるとの考えを示した。

「首相として、私の内閣の閣僚の取った行動に責任を感じている」
という部分はまだ分かるんです。
例えば首相というポジションが「日本株式会社」の経営陣だとしたら、役員の不正が告発され大々的に報道され、市民団体が告訴するに至ったが、経営陣としては辞任を望まなかった、または「現時点での辞任の必要なし」と判断していたことだろうから、判断を誤ったという見方はできるでしょう。
今回の松岡農相が選択した行動は、コミットメント不足という側面もあったのだろうと思います。総理または官邸サイドからは、具体的に「○○を成せ」という指示ではなく、「とにかく今は踏ん張っておけ」という指示をされていたのではないかと推測できるからです。

しかし、任命責任についてはどうでしょう。任命する際に今回続々と追及された感のあるスキャンダルを把握していて、それを圧して任命したのなら、責任があるのは当然でしょう。
しかし、ライブドア事件の際にもあったように、当時知っていたのかと言えば、それは分からないわけで。
むしろ、適切な時期に『肩叩き』をしなかった責任はありそうですが。
(と、言っても、肩叩きが必要だったのかどうか、告発された件について詳しく把握できていないので分かりませんが、適切な時期に辞任させることも政権自体が動揺することを防ぐのに有効だと思います。)

この読売の記事で書かれたコメントは、そういう意味であまりにも軽率です。


「死者に鞭打つことはしない」とか、
「一人で思いつめてしまったのだろうか」とか、
そういうキーワードがこれから新聞記事に書かれるのでしょうけれど(既に書かれている記事も見かけました)、不正が「なかったこと」にされることは有権者にとって益がなく、閣僚が「一人で思いつめ」た挙句自殺をする状況を、スキャンダルや不慮の事態に際しての危機管理ができなかったものと見做せば、そういう政権であることは、やはり有権者にとって益がないということにしかならないと思います。

参院選では民主党に票が流れることも考えられますが、私自身としては、これまでの実績から民主をそこまで信用できるわけでもなく、かと言って、現政権を積極的に支持することもできない、以前のように「共産・社民・公明以外の誰に票を入れても同じ」という状況に逆行したなぁと、今後しばらく状況を観察するスタンスになりました。

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内 容 ニックネーム/日時
現時点を支持するってなぁに?
BlogPetのねね
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2007/05/29 12:54

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