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北朝鮮のミサイル発射が引き起こした事態を受けて、 マスコミが国連外交と国防というテーマで 朝から番組作りをしています。 そのこと自体、数年前とは隔世の感がありますが、 今朝のニュースバラエティを見ていて首をかしげてしまうことと うんうん、と頷いてしまったことがありましたので、取り上げてみます。 (毎度のことながら、記憶を頼りに書いてます^^;) 今朝見てたニュースバラエティは TBSの『みのもんたの朝ズバッ!』 印象に残ったのが山本一太参議院議員と河村たかし衆議院議員。 フジの『とくダネ!』 いい政治家だなぁ・・・と今日見てつくづく思った石破茂元防衛庁長官。 の2番組。まずは『朝ズバッ!』なんですけど。 4人くらいコメンテーターで出ていた中で、一番筋道の通った発言をしていたのが山本氏。他の方が「日本は外交が下手。日本の外交は直球しか投げられない」と言ったのに対して、 「日本は国連で直球すら投げたことないですから」 とぴしゃり。今回の件で「日本が強硬に主張することで、中国と対立しないか」というみのもんたの質問に対しても、「あくまでも外交ですから」とさらり。国連を含む外交が、各国によって違う国益のぶつかり合いを調整し妥協点を探す交渉の場、ということをよく分かっていて冷静です。日本が今回強硬に発言していることは、メッセージとして非常に有効だという立場で、聞いていて「あとは引き際と条件付けの判断が大事なのね」と思いました。 それに対して、河村たかし、なんだありゃ。 中国が北朝鮮の説得にかかっていることに話が触れるたびに 「中国はアジアの盟主」 「中国はアジアの盟主ですから」 「中国はやっぱりアジアの盟主」 私が見ていた短い時間の中で3回も言ってました。それが主な発言。 だからナニ?と思いましたね。この局面でその発言かい。 どうぞ中国で政治家やってください。 ・・・っつーか、民主党の人でもっと外交について 詳しい人とか得意な人とかいるでしょうに。(いなかったらハゲワラ) さて。『とくダネ!』に出ていた石破元防衛庁長官なんですけど。 一昨日の当ブログ記事、【ようやく政治家がものを言えるようになった・・・のかな?ヽ(´ー`)ノ】で取り上げた『敵基地攻撃能力保有』について、政府の発言が言葉足らずだと批判しつつ、「本来はこういうことだ」っていう説明を分かりやすくしてました。 曰く、「日本ができることとできないことを、きちんと国民が知るべきだ」 要点を覚えている限り書きます。要はこういうこと↓
で、そのリスクの部分なんですけど・・・ ■現状と変わらず日米同盟+専守防衛維持の場合■ 危険が迫った場合でも相手を攻撃することがアメリカの国益を損なう場合は、 協力を期待できないケースが発生する。 その場合、被害がどうしても防げない状況になることもあり得る。 (・・・っていうか、技術的にもミサイル迎撃って現状で100%成功はありえないんだから、前にも書きましたけど一発食らうのは大前提になるんですよね、どうしても。それが他国の都合でそうなる可能性があるっていうのがねこねこは気に入らんw) ■日本が「敵基地攻撃能力」を保有した場合■ どの時点をもって、日本の防衛を脅かしていると判断するかが難しい。 <例>今回のミサイル危機のようなケース 大前提:はっきり日本を名指しして、明確な攻撃意思の表明があった。 (「日本の首都を灰にするぞ」とか・・・) 経過の判断:どの時点を攻撃に着手したと見るか。 1.ミサイルを発射台に運んだ ←早過ぎ 2.ミサイルを発射台に据付けた ←早過ぎ 3.ミサイルに燃料を注入した ←ここいらが基準 4.ミサイルを発射した ←迎撃にシフト 5.ミサイルが領海・領土に着弾した ←手遅れ ※大前提がなければ、攻撃オプションはなし。 相手がどこを狙ってるか確証が持てないから。(そりゃそうだ^^;) ここで判断をミスると大事件、というリスクを承知で運用できる覚悟があるかどうか。 ただし、能力を保有したところで、判断できなければ結局一発は食らうことになるってこと。 ちなみに5.の「手遅れ」って言葉は、番組内で石破さんが実際に使ってました。 もっと他にも考えられるリスクはあるのでしょうが、 番組内で平易な言葉で説明されていたのは 一例としてこんな感じでした。 考えていく上で大切なことは、「敵基地攻撃能力を保有する」っていうことは、 日本の自衛隊や防衛のあり方がこれまでとはがらっと変わる ってことなんですね。 (単に新しい兵器を導入すりゃいいってわけじゃなく、情報の入手・分析・判断・命令・運用という一連の流れと責任のありようが全部変わる。当然、有事に最高指揮官になる内閣総理大臣の負う責任の重さも変わる。) そういうことを知らずに議論する、また政府に任せっきりにする、 もしくは闇雲に賛成する、闇雲に反対する・・・それってちょっとおっかない。 また発言の中で、第二次大戦当時、日本が次々に戦争の規模を拡大していったことにも言及して、 「どこからどう見てもそれは無謀だったわけですが、国民はそれが無謀だと判断できるほど“自国にできることとできないこと”を知らなかった」 と指摘。 ねこねこは、今日の石破元長官の発言を、先の戦争当時における国のありよう全体(でき得る限りの情報の開示をせず、都合の悪い情報を取り締まった政府、情報の規制・統制により正しい情報を報道できなかったメディア、煽動された大衆、全て)に対する批判とそういう体制に対する警鐘のメッセージだと理解しました。 今日ばかりは、「とくダネ!」GJ、って感じです。 今必要なのは、こういう情報や発言なんじゃないかと。 しかも、ずいぶん発言に時間を割いていて、 途中でヘンな邪魔も入らなかったのがよかった。 小倉智昭氏が 「日本人が普段こういう話をしたがらないのもよくないよねぇ」 とは言ってましたが、 こういう議論の種をメディアが提供しないせいもあるぞ と思いつつ、非常に考えさせられました。 また、これはまったくの蛇足なんですけど・・・ ねこねこが強い印象を受けたことも書いておきます。 石破元長官が 「今も“北朝鮮を叩いてしまえばいいじゃないか”と言う人が結構います」 という発言で、やはり第二次大戦当時、開戦直前とも言える時期に当時の総理大臣、近衛文麿のもとに連日行李いっぱいの手紙が届いていたという話をどこかで読んだことを思い出しました。 その手紙ってのは、今で言う意見メールに当たるんでしょうね。 内容は、今風に言えば「さっさと開戦汁!」というものだったと。それが行李いっぱい。 もちろん当時の状況と今は全く違います。 自国が攻撃されてもいないのに外へ攻めて行く必要もなく、 領土を拡張する覇権主義も過去のものです。 (支持率ヒトケタ%台になっちゃった韓国大統領の発言はもう放っておこうw) だけど、国民の大勢が「あそこの国を攻撃しろ!」ってなる状況は 今でも起こり得るんじゃないかなー、と思うんですよね。(既に今か?^^;) ・・・なんか、上手く文章がまとまらないんですけど、 また思い出したことがあれば、他の記事でも書いていきたいと思います。 ※2006/07/12 さっそく追記^^; 先制攻撃論との違い。 日本が言うところの「敵基地攻撃能力保有の是非」って、 「相手が攻撃を開始したのをどの時点とするか」 が焦点になっていて、 「攻撃が高い確率で予想される段階で、他に手段がないので攻撃される前に叩く」 っていう先制攻撃の是非とは微妙に違う。 先日の閣僚の発言趣旨として、石破さんが言ってたのは、 「攻撃が開始された段階で、被害が出る前に元を断つ」 ってことでした。だから言葉が足りないんだと。 ※自分で補足w 被害が出てからでは「手遅れ」なので、政府としては「攻撃しようとしている相手に“攻撃するとこれは損だな”と思わせる方法が必要で、敵基地攻撃能力もそのひとつ」 他にも、「攻撃してもみんな避難した後で一人も被害が出なかった、とかミサイルを撃っても撃ち落とされる、とか」という例を挙げて話してました。 すごく混同されやすいとは思うんだけど。 うーん、上手く聞いたことを説明できないので これだけだと詭弁に聞こえるかも。 理解できたつもりだったんだけどなぁorz 補足してくださる方、大募集(笑) それが、どっかの国が 「侵略の為の先制攻撃能力を持とうとしている!!」 なんて叫ぶから、報道がごっちゃになってるような気がする。 |
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二度と、おなじ過ちは犯したくないという、ひごろの日本人の平和主義が試されている。
アメリカの変節をなげく声や中韓への憎悪の声、ヨーロッパ流儀の外交を、あらためて思い知らされた声、そして左右双方から聞こえてくる自民党外交への不信の声が錯綜している。 そのひとつひとつを話題にする気力はないが、ひとつだけ、現在の日本人に想像力をはたらかしてもらいたいお願いがある。つまり、それは、この国際社会のどこにも理解者不在の絶望感は昭和10年代の日本人がいだいた絶望感と同質のものだ、という認識だ。欧米と東アジアの双方から見放されたような絶望感が、暴走につながったのだが、それはけっし... ...続きを見る |
罵愚と話そう「日本からの発言」 2006/07/12 18:37 |
朝日は沈む・パルの日本無罪論
昨日から朝日朝刊ではじまった「歴史と向き合う」シリーズの第一弾は、パル判決だった。本文は、ほとんど全面3ページを占領した力作だが、興味をもつ読者には、読み飽きた内容で、ことあたらしい内容はない。したがって、この短文で紹介しないが、一面の紹介文と本文中にある『日本の戦争責任を否定する論者にとっては「日本無罪論」とまでいわれる』といったような表現をつかって、あたかも、パル判決の支持者たちが、日本の完全無罪を主張しているがごとき印象をまき散らしている。 いうまでもないが、パル判決は法律論と... ...続きを見る |
罵愚と話そう「日本からの発言」 2006/07/13 11:56 |
在欧外交官を活用せよ、
北鮮で開発されたミサイルは、輸出用商品でもある。とはいっても、東アジアでは商売にはならない。お得意さんは中近東や北アフリカや旧ソビエトから独立した地域の政治勢力だ。だとすれば、予想される消費地はヨーロッパだろう。沿海州沖に落ちたミサイルが、つぎに落ちてくる確率は、日本だけではなく、ヨーロッパ諸国も共有しているわけだ。ロンドン市民だって、パリ市民だって、最近の経験から、思い当たるふしがあるから、理解を得やすい。 日本が提出した制裁決議に中国の共産党政権とロシアのプーチン政権が反対するの... ...続きを見る |
罵愚と話そう「日本からの発言」 2006/07/13 11:57 |
北朝鮮ミサイル問題の本質
事実は、単純だ。冷戦で押さえつけられていた独裁政権の暴政が、冷戦が終わって、夜店のラムネの栓がぬかれたように、噴きだしてきただけの話だ。イラクのフセインも北鮮の金ちゃんもユーゴスラビアのミロシェビッチもリビアのカダフィも、本質的には泡のひとつひとつにすぎない。話題にしなければいけない問題点はふたつあって、ひとつは、これが最終ケースではないことだ。地球上には類似の独裁政権が無数にあって、いまも増えつづけているという事実だ。中近東や東欧や中南米やアフリカに、これからもつぎつぎと、おなじ種類の... ...続きを見る |
罵愚と話そう「日本からの発言」 2006/07/13 11:58 |
後藤田正純に殺意を覚える
src= ...続きを見る |
ラサのブログ 2007/09/24 15:48 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
過激だけど よいこぶりっこの日本人が口に出せない本音がポンポン。気持ちいいね。 |
杉並のおばちゃん 2006/07/12 23:47 |
>杉並のおばちゃん さん |
ねこねこ 2006/07/13 02:27 |
石破元防衛庁長官ですか。考え方が軍人、それも海軍タイプみたいですね。 |
彦勘助 URL 2006/07/14 11:14 |
『専守防衛』ですと、必ず日本国内に被害が出ます。被害が出てからでないと反撃できませんから。 |
彦勘助 URL 2006/07/14 11:17 |
>彦さん |
ねこねこ 2006/07/14 14:29 |
(続きました^^) |
ねこねこ 2006/07/14 14:36 |
あともう一つ、肝心なことを。 |
ねこねこ 2006/07/14 14:50 |
う〜ん、どうなのかなァ。私としては『抑止力』としての『先取防衛』という事を考えているんですけど。 |
彦勘助 URL 2006/07/15 08:50 |
石破さんのインタビュー、読みました。URLありがとうございます。すごーく言葉を選んでますね。慎重ですが、一番韓国が「気にしてる」部分をきちんと伝えてるのでいい感じです。 |
ねこねこ 2006/07/15 11:03 |
(続きました) |
ねこねこ 2006/07/15 11:05 |
(多分最後) |
ねこねこ 2006/07/15 11:11 |
安倍官房長官が中央日報で、『敵基地攻撃が許容されるのはどんな時点か?』の質問に、 |
彦勘助 URL 2006/07/15 15:27 |
>彦さん |
ねこねこ 2006/07/16 12:09 |
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