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zoom RSS だから、安いものには理由があr(略

<<   作成日時 : 2006/06/09 20:13   >>

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えー、我が家で最も新しい電化製品だったはずのTV、シャープ液晶AQUOSがぶっ壊れました。サポートを呼んで見てもらったところ、中のヒューズが一つ飛んじゃってました。
預かり修理になってしまい、10日程戻ってこないようです( ´Д`)=3
そんなわけで、一昨日から世間様やニュースからすっかり隔離されているような状態で。
日頃情報を自分なりに取捨選択しているつもりでも、いかに無意識にマスコミが発信する情報を“浴びて”いたか改めて気付かされました。
確かに普段はニュースバラエティか定時のニュース以外ほとんどTVは見ないのですけど、やはり能動的に情報を取得するネットと、流れている情報を受動的に受け取るTVでは情報量が違いますね。

ところで、そんな隔離生活の間にヒドイ事故があったようですね。
シンドラーエレベーター。
訪問先のエレベーターなんてメーカー気にせず乗りますけど、
今後はいちいちメーカーを確認してから乗らないといけないんでしょうかね。
だって、続々と被害報告出てますでしょ。
この後から後から『実はこんなにトラブルがあったことが発覚』するのって、耐震偽装の時と状況が似てて、凄く不気味。

Googleニュースのピックアップで出てきた関連記事、見出しだけでもずいぶん色々な場所で『実はトラブルがあった』という報告が。
http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&q=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%80%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB

日本国内だけではなく、アメリカ(テネシー州・ニューヨーク・カナダ)や香港でも同様の事故例があるようです。

■でたらめシンドラー 世界中で事故
JINビジネスニュース http://jp.jinbn.com/2006/06/08182519.html
JINビジネスニュースの調べによると、2006年5月1日、米国テネシー州3歳の児童がエレベーターのドアに寄りかかったところドアが開き、9階から転落し死亡した。ニューヨークでは2004年8月、ビルの貨物用エレベーターで63歳のガードマンの男性が地下からエレベーターに乗ったところ、突然、最上階の38階まで急上昇し天井に激突、男性は死亡した。カナダでも05年と89年に2件の死亡事故が起きた。香港では02年1月、11歳の男児が乗り込もうとした際に、扉が開いたまま上昇。エレベーターの床と天井に挟まれ死亡した。このほかトラブルも多発している。
中身を見ると、日本で起きた死亡事故、トラブルとそっくりで、たまたま、とは思えない。これだけ重大事故が起きているのだから、原因の徹底した調査、情報公開、広報が必要なのは当然だ。その当然なことをしていない。(記事文中より抜粋)


ところで、公共の建物にかなり沢山導入されているこのメーカー。
上記のJINビジネスニュースの関連記事『シンドラーエレベータ 公共施設に集中なぜ』によれば、
「シェアを伸ばすための戦略として低価格の設定をした。コスト削減を進める行政とそこで利害が一致したのではないか」
エレベーター業界ではこう見ている。

・・・だ、そうです。

耐震偽装の問題が発覚した当時、当ブログ記事【何でも適正価格というのはあるもので・・・。「安いのには理由がある」とは旦那の言(-''-;) 】でも書きましたが、コストダウンにも限度ってものがあります。安価なモノを手に入れるならば、「何故それが安価なのか」を考えると、一定の品質を求めるならばある程度の金額がどうしても必要です。

往往にして「一体何を削ったのか」は後になってあれこれ判明するものですが、
今回のエレベーターについては、既に各地で不具合が多発していたわけで。
ある意味、何かのサインだったのかも知れません。

特に今回事故の起こったエレベーターは、隣のケージで数年前に以下のような挙動を起こしていたようです。

■事故機隣のエレベーター、数年前に10階から急降下
YOMIURI ONLINE記事 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060609ic02.htm
 東京都立小山台高校2年市川大輔さん(16)の死亡事故が起きた港区の「シティハイツ竹芝」の住民が、8日夜開かれた住民説明会で、同住宅のエレベーターで過去、「10階から1階まで急速に降下し、ドカンという音とともにドアが開いた」というトラブルがあったと指摘した。区や区住宅公社では把握しておらず、早急に調査するとしている。

 住民によると、急速降下したのは事故機の隣のエレベーター。2002年か03年の春、10階あたりから降下スピードが増し、1階でドカンという音とともにドアが開き、「多数のほこりが出た」という。乗っていた2人にけがはなかった。(強調部分はねこねこによる編集)


月2回の定期点検と年1回の法定点検で、何故不具合が分からなかったのか。

どうも、事故エレベーターの保守点検に関する契約も見直さないといけないのかも知れません。
毎月の定期点検で、部品の磨耗などのハード面だけでなく挙動についても点検してもらえるものなのか。(最近のハイテクエレベーターでは、遠隔点検や遠隔診断システムなどで運行状況に異常がないか管理もできるようですが、住宅向けのエレベーターでは難しいのかも?)

【参考】
 『NPO集住センター−エレベーター点検のカラクリ』
 『三菱電機ビルテクノサービス』


特に八王子のケースのように、制御盤誤作動の可能性がある場合、物理的な磨耗点検や整備以外に運行時の挙動の監視は非常に有効なのではないか・・・逆に言えば通常の定期点検だけでは発見できない異常もあるのではないか・・・そんな風に考えてしまいます。


そして、各地の不具合の状況を一括管理するシステムがないこと。
特に色々な企業がてんでばらばらに販売した集合住宅ではなく、公営住宅や市営住宅、公共施設が今回非常に多いわけで、不具合情報の共有はやろうと思えばできるわけで。

ただ、誰もそんなこと「考えてもみなかった」?
ねこねこもエレベーターにそうそう不具合が発生するもんだとは、今回の事件まで思わなかったですし・・・。

・・・と思ってたら、どうも不具合に関する情報が提供されていなかったような気配も出てきたようです。

■事故エレベーターの故障原因報告、住宅公社に伝わらず
YOMIURI ONLINE記事 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060609i205.htm
 東京都港区の区民向け住宅「シティハイツ竹芝」で、高校2年の男子生徒(16)がエレベーターに挟まれて死亡した事故に絡み、今年1〜2月に事故機でトラブルが相次いだ際、修理にあたった製造元の「シンドラーエレベータ」(江東区)が、保守管理会社側に「制御盤とエレベーターをつなぐコードの断線が原因」と説明していたことが9日わかった。

 このトラブルや故障の原因について、住宅を管理する区住宅公社に報告された記録がなく、警視庁捜査1課は、トラブル多発が公社側に伝えられなかった経緯について調べている。

 これまでの調べによると、事故機では今年1月30日〜2月4日の間、〈1〉地下1階のボタンを押したのに4階で止まり、ドアが開かなくなって一時閉じ込められた〈2〉11階から地下1階への移動中に急に4階に止まった――といったトラブルが相次いだ。

 当時、保守管理を請け負っていた「日本電力サービス」(多摩市)によると、1月30日に「地下1階到着時にドアが開かなかった」との苦情を受けた直後、点検を実施したが、原因がわからなかったため、製造元のシンドラー社に修理を依頼した。

 シンドラー社の担当者は修理終了から約1か月後の3月、日本電力サービスに電話を入れ、事故の原因について、「制御盤とエレベーターをつなぐ電線に断線があった」などと説明。さらに、「修理は完了したので、区住宅公社には報告しておきました」と伝えたという。

 しかし、同住宅の防災センターの業務日誌には、トラブルやシンドラー社が修理をした記録がなく、区や区住宅公社は、住民の指摘を受けて事態を把握した。

 シンドラー社が修理に立ち会ったことは複数の住民によって確認されている。

 シンドラー社は「事実関係を確認したい」としている。


一体何がどうなっていたのか、今後の捜査の結果を待つしかないわけですが、
コスト削減と称して各関係組織は一体何を削ったのでしょうか。

コストがかかれば、値段(賃貸住宅なら家賃とか管理費とか)に反映します。
安さを求めることによる問題という点では、今回の件と耐震偽装の件は根っこの部分で共通するものがあるのかも知れません。

ムダに高額であることは消費者としては納得できませんが、
ここにも 「適正価格とは何か」 「何が必要で何が不必要なのか」 という課題があるんじゃないかなぁと思いました。

これから、まだ似たような課題を抱えた問題が出てきそうな気も。
消費者が意識を変えることで対処できるものはしていきたいですね。

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コメント(9件)

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ということは、シンドラー社の設計責任者もズラなんでしょうか?
tesa
2006/06/09 21:45
>tesaさん

はてさて。
隠したいのは地肌かそれとも他のコトなのか・・・(笑)
ねこねこ
2006/06/10 01:13
ねねたちが、中で確かなどを隔離しなかった?


BlogPetのねね
URL
2006/06/10 13:32
おおっさすがねこねこさん、シンドラーがコスト追求しすぎってのを既にご存知とは。

土建屋的にいいますと..基本、市営住宅などの公共機関が建築主となる建築物は、建築と設備が個別に発注されます。建築工事、電気設備工事、給排水衛生設備工事、空調設備工事、そして昇降機設備工事、この5業種それぞれ違う会社が仕事を請け負うわけです。民間では、結構建築、つまりゼネコンが設備工事も含めて請け負うパターンが多数をしめますが。
そこで、シンドラーなんですが、つい半年前まで営業にいた時に、シンドラーもある仕事で見積徴収してみたんですが...いや、そらもうすごい安かった!びっくりですわ。下手すりゃ他社の65%くらいでくるんだもん。だから、この事故かどうかわかりませんが、あまりにも安すぎて、逆に警戒してしまい、シンドラーには発注できず。でも公共工事なら最低単価はあるものの、安いもん勝ちなところはあるからなあ。ほいで直接発注しちゃうんだろうなあ。

まっ○合ってのもあるけど(笑)
ファイブ
2006/06/10 14:17
>ファイブさん
解説ありがとうございます^^
いやいや(照)これだけ公共の建物に導入されてるってことは、「あ、安いんだな」と。
同じモノを作るのなら、基本的には同じコストがかかるもんだと思ってるので^^

>下手すりゃ他社の65%くらい

何でそんなに安くなるんだろう?
石原都知事の「安かろう悪かろうでは困る」発言も見かけました(読売)。

公営住宅や公共施設だと、税金還元なので「削れ」と言われれば低コスト追求になるのでしょうが、「安けりゃ安いほどいい」ってのは困ります。談○にしても(笑)、一番安いところが入札するワケで、「決して品質が良いから二番目に安いところでもOK」ってことにはならないんでしょう?それが不思議。

シンドラー社は「製品の品質や設計に全く問題ない」という立場みたいですけど、果たして本当にそうだったの?っていう疑問がまずあって。
次に定期検査の質はどうなの?っていう疑問もあるワケで。検査業者も毎年入札で変わってたのだし。

決定的な事故になった原因は、二重三重の「低コスト追求」にありそうだなぁと思うワケです。
ねこねこ
2006/06/10 17:09
へェ〜、やっぱりねェ。
それでも、

>>下手すりゃ他社の65%くらい

には驚きました。確かにこれだけ安いと(何かあるんじゃ??)と思っちゃいますよね。
彦勘助
URL
2006/06/10 18:09
>彦さん
ね、「なんで?」って思いますよね。

さぁて、何処を如何ほど削ったんでしょうかねぇ。
ねこねこ
2006/06/10 19:13
ほんと、安い物には理由がありますよね。
だからといって、高いから質がいいとは言い切れないところが、業者たたきのむずかしさ、というか妙味ですけど。
tesa
2006/06/10 21:23
>tesaさん
そうなんですよ、高くて質が悪いものを掴んだ時は最悪です(ねこねこも見る目がなくて何回かありますorz)。

結局その判断基準の一つに、過去の実績というのもあるのでしょうが、これを重視しすぎるとまた新規参入の門戸がえらく狭まってしまうという従来型の弊害が起こってきますしね。
難しいところです。
ねこねこ
2006/06/11 14:51

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