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zoom RSS 【マガジン9条】の議論を読んで色々と考えさせられた。

<<   作成日時 : 2006/05/04 14:29   >>

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昨日は憲法記念日ということで、主要新聞社の社説も米軍基地移転関係の話題とともに9条改正に関する文章を載せていました。
掲示板での議論を読んでいても、考えさせられることが多い昨今の近隣情勢です。
ので、現時点でちょっと思ったことを書いてみます。
普段のエントリよりもだいぶ長い文章になったことをあらかじめお断りしておきます。
ひょっとしたら、これまで書いてきた記事とのスタンスに齟齬が出ていると思われる方がいらっしゃるかも知れません。
また自分でも壮大な理想論になってしまったかなぁ・・・と思う部分もあります。
それはひとえにねこねこの勉強不足や認識不足に起因するものですので、生暖かく見守っていただければ幸いです。


今回の記事のきっかけ

【マガジン9条−『みんなでディスカッション』】
サイトURL http://www.magazine9.jp/discus2/index.php

既にいくつかの議題が上がっており、いわゆる「護憲派」と「改憲派」によって活発な意見交換がされています。(私が議論の内容をきちんと理解できているかはともかく、現在書き込みがされている議論は全て興味深く読みました。ねこねこは現在のところ、改憲を支持する考えです。)

その中で、護憲派の方がイラクへの自衛隊派遣に触れて
「そもそもイラクは米政府の身勝手な侵略行為。日本が加担したのは間違い。9条がなくなれば余計にアメリカが引き起こす戦争の片棒担ぎをさせられる」
という意見を読んで、はた、と考えてしまったのです。


イラクへの自衛隊派遣以前の問題

イラクへの攻撃を米政府が選択した「大量破壊兵器を持っている」とする根拠は、現在否定されその正当性においても議論があります。
しかし開戦に至るまでの間、日本政府が米政府と共有の情報ではなく、独自の情報入手と分析ができていたかを考えると甚だ疑問です。

ねこねこは当時時事問題について正直それほど興味がありませんでした。
イラクへの自衛隊派遣についても「支援活動に民間人行かせるわけにいかない情勢なんだから、自衛隊が行けばいいんじゃん。何の為に訓練してんの?」程度の認識です(自衛隊の皆様スミマセン・・・)。
仕事や生活の合間に“受動的に”受け取っていたマスコミのニュースで「違憲か合憲か」という問題が前面に押し出されていて、「アメリカの正当性」についての問題は意識できるほど耳にしなかったと記憶しています。(実際はかなり議論されていたのかも知れませんが)。

結局のところ「当該紛争への関与の妥当性と日本への影響」ではなく、「米政府の意向に沿った派遣自体ができるかできないか」をベースに考えているわけで、日本にとってそれがどういう問題なのかという本質的な問題が覆い隠され、国内の問題のみが焦点になっていることに危機感を感じるのは私だけでしょうか。

実際に起こりうる状況かは分かりませんが、協力することで将来的に日本が国際社会で不利になるような判断ミスを同盟国がしているんじゃないかと思われる場合。日本は自衛隊派遣をしないでおいた方がいいんじゃないか・・・という判断で断るなり違う方法の協力をすることで協力要請国に妥協してもらうとします。
派遣を断るに当たって「自国の憲法で派遣できないから断る」のか、「派遣はできるが、当該紛争の背景から判断して断る」のかでは、どちらも自国の都合をベースにした判断でありながら対外的に与える影響はずいぶん違います。
また「紛争の背景から判断して断る」という対外アナウンスをするならば、当該国がどうしても日本の協力を必要としている場合、そこで取引が可能になります。「このセンまでなら協力できるという自発的な線引きをする」または「危険に対する見返りを求める」などです。今アメリカが日本に対して行っているのは正に後者の方法ではないでしょうか。

経済大国である立場に見合った国際協力を、というのは同時に協力の度合いを自国で決められる、ということでもあります。

例としてイラクへの派遣を考えた時、日米同盟と憲法解釈を(言葉は悪いですが)「天秤にかけた」結果の派遣であるならば、「アメリカの軍事力の傘の下にいるための対外政策」でしかないわけで、現状の日本政府は「国の安全のために憲法よりも日米同盟を優先することしかできない」のかも知れません。そこに取引の余地はないように思います。
ましてや今回は特措法によって派遣を何とか可能にしていますから、今後もこういったケースが増えれば憲法の意義って一体なんでしょう?という話にもなりかねないんじゃないかと。

「現行の憲法9条が実情に合わないから」という改憲派の主張は、こういった「主体性のない政府判断への怖さ」を反映していることも多いのではないかと思います。


きちんと整備されていないから・・・

前節の「違憲か合憲か」の議論は自衛隊絡みの話になると、必ず発生します。何故なら9条自体が非常に曖昧で、時の政権がそのときの情勢によって解釈を拡大していった結果が現在の状況だからです。(参照:Wikipedia『日本国憲法第9条』

情勢が安定している時は、こう言ってしまうとナンですが、私のような一般人の生活の中ではあまり意識されない問題です。でも、情勢は常に動いています。当たり前の話なんですけど、情勢は自国の状態だけが関係しているわけではないんですよね。
現在日米関係は安定しています。むしろ薄気味悪いくらい緊密です。
では、大統領が変わったら?しかも、大統領が誰に変わるかは分かりません。詳しい方になら予想はつくでしょうが、選挙が終わるまで分かりません。

懸案事項を抱えた状態で相手国の政府が代替わりした場合、問題が棚上げになることもありますし、クーデターでもない限り政府の方針が180度変わってしまうこともないでしょうが、情勢がどう変わってしまうかは予測することしかできません。

情勢は一度動き始めたら、日本の都合に合わせて待ってはくれません。
必ずしも良い方向へ動くとは限りませんし。
その時々の政権は、情勢に対してあらゆる可能性を考慮して即応しなければなりません。対応の遅れは関係諸国の日本に対する信頼感を損ね、対応の遅れによる直接被害は国民の政府に対する信頼感を損ねます。

また万が一の際、きちんと決まっていないことが原因で判断が遅れれば、最初に実被害を被るのは結局一番末端である現場と一般国民です。そして当然のことながら、状況を見極めるための重要な情報が一番最後に伝達されるのも一番末端である現場と一般国民です。

だからこそ政府の危機管理は、一般人に対して大きな責任を負っています。
運用や日々のチェックを怠ること、システムを混乱させること、利権獲得や政局に利用することなどもってのほかです。


9条の「理念」は継承できるのでは?

憲法9条の非戦の理念は、先の項で引いたWikipediaの資料によれば元は一切の近代兵器とその運用能力・権限を日本から取り上げるという意味合いもあったようです。
それが戦後60年の間に国内外の情勢も変わり、何かの事件を契機に「この場合はどうなんだ?」という議論がなされて解釈に幅が出てきました。
同時に、「平和を志向する民族であることを象徴している」という解釈にまで昇華しています。

護憲派の方がよく言われる「9条の理念は尊い。世界で日本だけが持っている」というのはその通りで、あらゆる戦争を認めないという精神はむしろ国連にこそ相応しいのかも知れません。とても一国だけで負いきれる理念ではなく、また現状で協調してくれる国を得ることは困難でしょう。誰もがその破壊力を知りながら、核廃絶が困難どころか逆に拡散していることを考えれば、とても現実的ではないと言えます。
また、拙くはありますが前項までに考えてきた内容からも、憲法9条が現実に即していないと思います。

例えば、自民党の草案では9条第1項は現行のままです。
この第1項をもって、平和憲法の理念を継承することは可能なのではないかと思いました。
何故現行の9条に固執する必要を訴えるのかが謎めいていますね。
以前は加憲案がいいんじゃないかなーと単純に考えていましたが、どうも加憲を主張する公明党さんは9条には触らずに人権項目を増やすことを主張しているようなので不十分だなぁと。


建設的な議論によって深い理解を

最後の項になってしまいましたが、護憲派の方のご意見に「なるほど一理ある」と思ったものがありました。
それは「いたずらに危機感を煽って、武力に頼る方向へ世論を誘導してはならない」というもの。

まったくその通りで、マスコミにはその方の意見を心して聞いてほしいものだと思ったのですが(笑)、それ以外にも改憲議論は話の流れで具体的な軍事関係の議論に発展してしまうことが多いようです。現に上記リンクの『みんなでディスカッション』でも時々注意を促す意見が入っていました。読んでいると、正直なところ結構不安になるものです。

不安から闇雲に武力に訴えることは、第二次大戦と同じ轍を踏むことになります。
恐怖に駆られて武器を取る、という行為は歯止めがきかないということでもあります。
近代兵器の破壊力を考えれば、その運用には冷静さと強い自制心が必要です。
運用する人物や集団が選挙で選ばれるということは、選ぶ側の国民がそれをよく認識しておくことが必要だと思います。

しかし、現実的に考えて具体的にどこかへ攻め込む予定があるわけでも、日本が他国に攻め込まれると決まったものでもないわけで、そもそも武力行使は数々の外交手段において最後の手段です。特に世界的に経済の網の目が張り巡らされ、一つの利害が全ての利害を超える状況というのは相当極端な状況です。どんなに無法者に見える国でも、武力行使は最後の手段に取っておくものです。
ただし、何を“最後”とするかは国によって違うでしょう。「そんなことで」と日本人なら思うようなことで行使する国もあるかもしれません。
そのために十分な備えをすることと、積極的に戦争を起こすことはイコールではありません。

それを混同して改憲イコール戦争であるかのように論じる一部の極端な護憲派は、却って誤った方向へ不安を煽ります。
また、すぐにでも改憲しないと侵略されるかのように論じる一部の極端な改憲派も同様です。
これは、相手の考えを変えようとするあまりにそうなってしまうのだと思います。
「憲法改正」を「憲法改悪」などと呼び、「日本が戦争できる国になる!」という論をふりかざす政党も、いたずらに不安感を煽り主権者の正常な情報取得と思考を阻害するという面で責められるべきです。
議論の目的はあくまでも意見・視点の違いをすり合わせることで、不備や穴を見つけることです。最後は国民投票になるわけですから。
第一、報道を見ていると憲法9条が改正の主眼になってしまっているかのような雰囲気ですが、改正される部分はそこだけではありませんし。

国としての危機管理・情報管理を考えることは国民の生活にとって大切なことである、ということ。実際に運用する人間は、選挙によって決まるのだということ。一旦責任者になってしまえば、国民が直接その判断を抑制することは困難であるかわりに、憲法が抑制するのだということ。それを踏まえて色々な人の意見や議論を見聞きし、また参加することが重要だと思います。


最後に・・・
長々とねこねこの考えを読んでくださった方、ありがとうございます。
また「これまであんまり考えてなかったよー」という方、一緒に考えましょう。
あるいは今後も色々な情報に接するうちに、ねこねこの考えが少し変わることもあるかも知れません。
でも、これは国に“おまかせ”できることではないと思います。
推移を見守るだけではなく、国を構成する一人だという自覚を持ってみんなで考えていきたいですね。

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
イラクへ自衛隊が行く時は、自衛官の友人がいるもので反対でした。『君死にたもう事なかれ。』みたいな気持ちで。

でも彼らは、国を守ることに誇りを持ってます。(一般人に向けた強がりも合わせて)最近そのことが重く感じられるようになって来ました。危険を感じることが増えたせいでしょう。

暴走は困りますが、彼らが国民に感謝され、充分に活躍できるよう、法の整備は必要だと思います。肩身の狭い思い(違憲と言われ)をしているでしょうから。個人でも警備保障契約するのに、国を守る自衛隊はイカンとは変です。
国境警備の巡回も許されないんでしょうか。
眠り姫
2006/05/05 00:56
以前どこかのテレビで見ましたが、日本の客船やアメリカの軍艦が攻撃されていても手出しができない自衛隊なんて、あったモンじゃないです。
ま、インタビューされていた方によると、
「現場の自衛官は、処罰覚悟で応戦する!と言っていますよ」
という事でしたが。でもそれは当たり前の行為であって、本来はけっして処罰の対象になるようなことではないハズです。
このあたりが、今の憲法下での自衛隊の立場のあいまいなところでしょう。
彦勘助
URL
2006/05/05 09:12
>眠り姫さん
日本の自衛隊の士気の高さというのは、ひとえに志願制の賜でしょう(最近隊員の不祥事とかも色々聞こえてきますが)。
私自身は「彼らは職業的なプロである」という捕らえ方をしています。ので、イラクへの派遣についても、『現在もまだイラクにおいて、自衛官たちが危険にさらされている』(八重山新聞)なんて記事を読むと、「そんな失礼な話があるかよ」と思うわけで。

ただ、上の記事文中では「9条の縛り」を考えるにあたって一緒に論じてしまいましたが、本来国際貢献と国防って関連性がありつつも別問題だったりします。
極端な護憲派の方がやっかいなのは「とにかく軍隊=戦争(・A・)イクナイ!!イラナイ!!」がベースなので「国防って何?」というところまで議論できないことと、「自衛官にとっての安全って何?」っていうことが置き去りにされてる部分ですね。

国境警備に関しては、海保を機能強化するのが適当だっていう考えもあるみたいですよ。現在も海保がメインで、対応しきれない場合は海自と連携して任務にあたっているみたいですし。
ねこねこ
2006/05/05 12:12
>彦さん
公海上で日本の客船が単独で攻撃されている場合は、自衛隊は助けに行けると思います。
一番悩ましいのは、日本の客船が攻撃を受けていて、現場海域にいたアメリカの艦船がそれに応戦している状況で、日本の客船が無傷の状態で海域からの離脱をしようと試みている場合でしょうか^^;
そんな場合、自衛隊ってどこまで行動できるんだろう??

自衛官に「処罰覚悟で仕事をさせる状況があり得る」っていうのは本当におっかない状況ですよね。現場の方もムダに危険に晒されることになるし、“現場の判断による超法規的対処”となれば法的な縛りがない状態ですし。
ねこねこ
2006/05/05 12:53
★イラクへの自衛隊派遣について思い出した「なんかヘン」★

「イラクは安全か危険か」という議論や国会での質問があった時。
本来なら「現在自衛隊が受けている訓練で、充分対応できる状況か」が問題になるべきなんでは。
今後も国際貢献で海外へ派遣することが見込まれるのに、そんなナンセンスな質問でいいのかよと。
ねこねこ
2006/05/05 13:40
改憲も自衛隊を廃止することも現実には難しいから、現行法を前提に自衛隊を使った日本的国防をどうやって合理的で戦略的にうまくやるかだとおもう。そのときに、かつての関東軍のような暴走をしない民主的コントロールが重要で、現場の士気が一人歩きするような環境におくのは問題ではないか。
tesa
2006/05/05 17:36
>tesaさん
現行法を前提に今後もやっていくなら、解釈を固定しないと。現状、自衛隊の身分(軍隊か否か)が確立してないわけですし。
今の憲法9条だと、条文のあらゆる文言(と言えるくらい広範な部分)に議論がある状態で、上記の記事文中でリンクしているWikipediaの資料だと
『憲法9条の規定については、その趣旨、「戦争」の定義、「国際紛争を解決する手段としては」および「前項の目的を達するため」という留保の意味、「戦力」の定義、「交戦権」の定義などについて争いがある。』
となっています。
これ全部きちんと解釈を固定しないと、自衛隊の戦略的活用はできないと思いますよ。
それで改憲しよう、という動きがずっとあるわけですから。

上で私が書いた“悩ましい状況”を根本的に防ぐには、自衛隊を領海から出さないことですが、そうすると領海の外のEEZ内まで警備する海保の手に負えない場合でも出動できなくなりますから、これもまた現実的ではありませんよね。
ねこねこ
2006/05/05 20:33
「現行法を前提に」というのは解釈改憲的に(どうにでも)運用できる現行法を前提にという趣旨です。

憲法改正は手続的に難しい。「超」硬性といっても良い。

反面、9条に限らず憲法の条文文言は包括的・柔軟で幅広い解釈を許すように作られています。憲法解釈論は他の法分野よりも特に柔軟で、「前項の目的を達成するため」を「侵略戦争」目的に限定する不自然な解釈も立派な解釈論です。

それは、人権を守るために硬性憲法という特質を備える一方で、変化する時代の要請に応えるべく、理念的で包括的・柔軟な文言にとどめておこうという、憲法本来の性格に依る意識的なものです。

その意味で、憲法「解釈を固定」することは、できないし、また憲法の役割でもない。「固定」したことに従って新しく憲法を書き換えるとしても、それはあくまで現段階での対外情勢を前提とした「固定」であって、新しい局面が来たときへの対応がまた難しい(相変わらず「超」硬性憲法の仕組みを前提にすれば)。

だとすると、憲法改正へ向けた議論よりも、自衛隊法の枠組みでの対処と手続的な民主的コントロールの整備を進めた方がいいという考えです。
tesa
2006/05/06 10:32
こんにちは。一連の議論について、わたしの意見を述べさせていただきます。こうしたほうがいいという案を三件、挙げます。
★まず、日本の外交面、情報収集力の強化です。外交がしっかりしていれば、戦争は回避できるはずです。日本はこれらがちょっと乏しい気がします。(少なくとも日本政府は。
★次に自衛力の質の改善です。いたずらに使いもしない戦車を配備するよりは、巡視艦を増やして海上警備などを強化をするべきです。あと、水害や雪害、遭難救助など、レスキュー部門の強化も必要と考えます。
★最後に日米同盟関係の見直しです。日本がアメリカと同盟することによって生まれるメリット・デメリットはなんなのか、国民ひとりひとりがそれを認識する必要があると思います。ただ、いまのままでは、アメリカによりそうかたちでしか世界を見れないのではないかと思います。一個の自立した国として判断することによって、はじめて日本は世界に認められるはずです。
本当にいろんな角度から、いろいろな討論をしてはじめて、世の中に世論というものがうまれると思います。かたよった報道はいけないです。
ハカナ
2006/05/07 00:49
>tesaさん
硬性憲法なのは当然ですよね。通常の法改正よりも厳しい手続きが必要だからこそ、国の基本理念たりうるのですから。
ところが、9条に関してこれまで解釈が拡大を続けてきたことは、憲法改正の中でも「解釈改憲」と呼ばれる手法で、情勢に応じて今後も解釈を変えるというのはどこまでも解釈が拡大し得るということです。
また自衛隊を「合憲である」とする根拠は、国内法ではなくて国連憲章です。
現時点で自衛隊はある意味憲法を超えて存在してしまっているとも言えるわけで、私が「解釈を固定すべき」と書いたのはそういう意味からです。文言はtesaさんが仰るとおり、理念的なものをあてるのが適当だと思うので、現在の各政党の草案は今ひとつ。
今回人権に関する項目をやたら増やした草案も出ているようですが、それについて「なんだかなぁ・・・」とも思います。(環境権は歓迎ですが)

議会採決のみで変更可能な自衛隊法は、情勢に応じた有効な運用法としてあるべきで、その上位にあたる憲法によって軍の保持理念を明記し、その理念を超えないことがコントロールの有効な手段なのではないかなぁと思うのですが。
ねこねこ
2006/05/07 13:31
>ハカナさん
コメントありがとうございます^^
ご提示の3つの案は、どれもなるほどと思いました。
外交・情報収集力に付随して、伝達能力の不備、機密情報の漏洩防止も最近非常に目に付くのでいい加減政府は何とかしてほしいものです。
ただ、2つ目の項目に関しては、「何を何からどのように何をするための自衛隊なのか」が明確にならなければ、改善のしようもなく単なる予算の奪い合いになりそうです。

>一個の自立した国として判断することによって、はじめて日本は世界に認められる

同意です。国連常任理事国入りにしても、今の状態では実質「アメリカの2票目」としての参加になりかねませんから、そりゃ反対国も出るわと思います。

皇室典範改正云々の時にも思いましたが、報道は怖くて丸呑みできませんね。「みんなが考える為の情報提供」をきちんとしてほしいものです。
ねこねこ
2006/05/07 13:59

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