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zoom RSS こうまで言われると、えぇっと・・・あんた何様?くらい言ってやりたくなりますな(;゚д゚)

<<   作成日時 : 2006/03/04 03:38   >>

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東シナ海での資源開発を巡っては、日本と中国の認識の差というか、危機感の差というか、危機管理能力の差というか、そんな諸々を目の当たりにできる事柄が色々あるのですけど・・・。
やっぱ、国益を守るためにはこの位のことは平気で言うのが、主権国家ですわな。


■中国、日本の東シナ海資源調査監視で航空機など164回出動
NIKKEI NET記事 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060220AT2M1900R20022006.html
 【北京=吉田忠則】中国国家海洋局が19日までに発表した「2005年中国海洋行政執法公報」の中で、東シナ海ガス田の周辺での日本の資源調査活動を監視するため、04年7月からの1年間で航空機などを164回、出動させていたことが分かった。

 出動は航空機が146回、船舶が18回。中国が開発を進める天然ガス田「春暁」の近くで、海上自衛隊のP3C対潜哨戒機や海上保安庁の巡視船を807分のビデオに収め、7232枚の写真を写し、500分以上にわたって警告を発したという。

 ガス田は日本が主張する排他的経済水域(EEZ)の日中境界線の近くにある。中国国家海洋局は日本の調査活動を「中日間で論争のある海区で日本政府が一方的に進めた」と非難し、中国が発した警告を「我が国の権益の原則的な立場の表明」としている。(太色字部分はねこねこの編集)

一方的にねぇ・・・。
日本がやれば“一方的”、自分らがやれば“当然の権利”ですかそうですか。

しかしね、日本の代表者はこんなのんびりしたスタンスですよ。

■二階経産相、日中ガス田協議の成功に期待
NIKKEI NET記事 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060303AT3S0300D03032006.html
二階俊博経済産業相は3日の閣議後の記者会見で、6日から始まる東シナ海のガス田開発を巡る日中局長級協議について「交渉を見守って、成功を祈る」と述べ、期待感を示した。昨年10月の協議で日本側は共同開発の提案をした。今回の協議では中国側がどのような意見を示すかが注目される。

 日本からは小平信因資源エネルギー庁長官と外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長が、中国からは外務省の胡正躍アジア局長が出席する。

この期に及んで“共同開発”ですかそうですか。

そんなもん相手は待ってくれませんよ。↓

■「春暁」が試運転
SANSPO.COMニュースフラッシュより
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200603/sha2006030318.html
わが国経済水域に接する東シナ海で中国が勝手に開発する「春暁」ガス田が、試運転に入ったことが2日わかった。今月中にも生産開始できるという。ガス田開発をめぐっては6、7日に北京で政府間協議が行われる。

交渉を見守っている間に吸い上げられそうな勢いですな。

かと思えば、アメリカのスタンスは中立に立っているように見えて、権益を獲得した側へ即座に寄り付くスタンスにしか見えませんな。
以前の記事でも書きましたけど、エネルギーの話となればアメリカはハイエナですからね。

■東シナ海ガス田開発「日中関係が緊張」・米が報告書
NIKKEI NET記事 http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060210AT2M0901A09022006.html
 【ワシントン=吉田透】米エネルギー省は8日、中国の石油戦略についての分析リポートをまとめた。東シナ海の天然ガス田開発を巡って「日中関係が次第に緊張を高めている」とし、米政府も同問題を注視していることを示した。中国による世界各地での石油資源獲得の動きについては、米経済に打撃を与えることにはならないと指摘した。

 ガス田開発を巡る日中摩擦では、事実関係や経緯について中立的な立場からの記述がほとんど。米政府として、日中のどちらを支持するのかなどは一切触れていないが、摩擦の行方に高い関心を示していることをうかがわせる。



ところで、日本が大変な省エネ国家だということを、どれだけの人が知っているのかしら。
ねこねこもたまたま知ったに過ぎないのですけどね。
【社会実情データ図録〜Honkawa Data Tribune】さんの統計資料より。
・日本のエネルギー自給率20%(原子力を除くと5%)と大変低い
・GDP1ドルを稼ぎ出すのに必要なエネルギー(比較年次は2001年データによる)
  日本=90キログラムを基点とすると・・・
  アメリカは日本の2.5倍以上必要
  中国は日本の10倍以上の1トン必要
 資料ページ:http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4060.html

日本は自国に資源が少ないことから、大変エネルギー効率の良い社会を形成し、更に効率を上げるべく努力中なわけですが、アメリカ・中国は多消費型経済なのですね。

中国は現在環境汚染でも深刻な状況にありますが、これは今後の日中間の対話の方向性によっては改善できる可能性もあります。(っていうか、日本政府は死ぬ気でやってくれないと、日本の環境にだって大きな影響を及ぼします。)
もちろん、日本の発言にどれだけ中国が耳を傾けるかによりますが・・・。

しかし現時点で資源を湯水のように使う経済構造である中国が、東シナ海の資源採掘を一手に握る事態になり、そこにアメリカが乗っかったら・・・

枯渇がどれだけ早いか、普通に考えればかなり心配になると思うのですが。


領空・領海侵犯や領土の問題も決して無視できませんが、同時に地球上の資源が有限であること、原油獲得に各国が凌ぎを削り続けていることも中東情勢の不安定さの一因であること、次世代エネルギー開発にはまだまだ時間が必要であること・・・そういう観点からも、東シナ海のガス田に関しては世界一の省エネ国家である日本が主導すべきだと思います。

資源の無駄遣いをいかに減らしつつ経済効率を上げるか。
そういう技術を世界と共有することは、日本にとっても良いことではないでしょうか。


あらゆることに過去の記憶を振りかざし、自国の利益しか考えない・・・
相手国をそういう国だとしっかり認識した上で、自国の利益を守りつつ
交渉を進めることは実際大変な作業だと思います。

ですが、それが政治家や外交官の仕事ですからね。
交渉相手の国の都合や思惑に振り回されずに、仕事をして頂きたい。

一国民としては見守り、心配することしかできないのだから。

■掲示板に議論用トピあります■
【中国】東シナ海ガス田の問題

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
中国に対して日本が何を言ってもまともに相手はしてくれないと思います、アメリカやヨーロッパの国が意見するとそれなりに気にします、中国は骨なしのいじめ子だから相手が弱気になると嵩にかかってくるが、相手が手ごわいと思ったら尻込みする国だから。日本のとるべき態度は相手を説得する努力はやめて日本が妥当と思うことを着々とすることです、言葉では日中友好といいながらやりたいことをやればいいです。中国が騒いでも無視でよろしい、まともに相手しても話は通じないから、すべて無視です、ただし表面上は日中友好と言えばよい(笑)中国は強気にでたら何も出来ないから。東シナ海油田もこちらから負けないで吸い上げればよい、今の軍事の力関係から判断して中国が日本に攻めて来ることはない、原爆は困るけど、国際世論を考慮して使えないのが現状だから気にする必要はない。
トトロ
2006/03/04 04:40
死んだジイちゃんが言ってました。
「日本も軍隊を持つべきだ!軍事力をバックに持たないと、諸外国に舐められるんだ!!」
って。今は逆に、その事を中国にやられている状況です。
かといって日本も強力な軍事力を持て!とはいいませんが、でも日本が軍隊ではなくて『自衛隊』しか持っていない事が、彼らを強気にさせている一因にはなっていると思います。
そろそろしっかりしなきゃ!
彦勘助
URL
2006/03/04 10:25
まー言いたい放題だこと..ショッカーやな、ほんま。とりあえず、まず日本は昭和50年だかの内閣法制局見解を撤廃して集団的自衛権の行使を内外に発表すべしと思います。田嶋なんちゃらとかが話し合えばわかる!ってなことよく言ってますが、彼らのしてること考えたら話し合いなんて無理!物事がほんとに話し合いで解決することなんて同じメンタリティの利害関係ない状態だけ!あとは金か力なんですよ、間違いなく。土建屋はそうやもん。ましてや国際関係なんて絶対力と金です。力=軍事力だけではありませんが、そのバックボーンはいると私も思う次第です。
ファイブ
2006/03/04 12:05
>トトロさん
なんで中国は日本の言うことをまともに取り合わないのでしょうかね?
それどころか、今回の記事で一番上に挙げた中国の発言は「そっちで勝手に採掘を始めたら、攻撃するぞ(゚Д゚)ゴルァ!!」っていう恫喝とも読めるんですよね、実は。

このまま試掘を日本側で始めるなら、自衛隊の護衛は必須になるでしょうが、そうすると武力紛争化するのは避けられない、でも自衛隊の装備は中国に勝るかもしれませんが、実戦運用は国民全体のコンセンサスを得られなければ無理。この状態でドンパチおっぱじめても、下手すりゃ尖閣まで獲られちゃう・・・っていう状況なんだと思います。
だから、何言われても無視、ってわけには・・・(笑)

外務省も経産省も頭の痛いことだと思いますよ、ほんとに。
ねこねこ
2006/03/04 15:37
>彦さん
中国は年々軍拡してますものね。
外務省の2006年版軍縮白書「日本の軍縮・不拡散外交」で、中国の軍拡や軍事力の不透明性を懸念する内容を盛り込むらしいです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/
news/20060304i101.htm?from=main1

で、東シナ海については彼らの強気の一因になってるのは、アメリカの態度もありそう。
「ガス田採掘して実運用を始めたほうに付くよ、うちもエネルギーほしいから」
くらいなもんですからねぇ。
ねこねこ
2006/03/04 15:46
>ファイブさん
そうそう、丸腰で話し合いなんてできませんって(笑)。
私も軍事力だけが“力”とは思いませんけど、例えば日本はせっかく“力”にできるレベルの技術力があるのに、機密ダダ漏れで苦労せずに盗んでいける状況だから、ちっとも“力”にならない。
かと言って、もはや金を“力”にできる国家財政でもないし、じゃぁあと手っ取り早いのは自衛隊か?っていうとこなんですよね。
ねこねこ
2006/03/04 15:56
自衛隊の充実ですね、やっぱり。
自衛隊に幼馴染がいて、彼に向かって
『危ないとこには行くなよ。』って
言ってました。(昔は自衛隊に反対で)
でも、状況が見えてくると
『生きて帰って来い。』ぐらいの気持ちに
なりました。大袈裟ですけどね。
今のままじゃ自衛さえも覚束無い。
しっかり仕事が出来るように
協力していかなきゃいけないのかな。
彼らは危険なものから狙われてもいますしね。
眠り姫
2006/03/04 16:57
>眠り姫さん
そうですね、ハード面の性能や装備については私は明るくないのですが、ソフトである運用方法の充実は必須だと思います。

災害救助であれ、イラクのような復興支援であれ、警備・護衛任務であれ、民間ではとても無理な危険な状況下で働くという位置づけですから、
>『生きて帰って来い。』くらいの気持ち
って決して大袈裟ではないと思います。

っていうか、自衛官って気の毒ですよ、ほんと。命張って働いて、そんな評価なの?みたいな。社会的な地位がもっと上がればいいのに。

結局シビリアンコントロールが大前提な訳だから、国民がその必要性を認識しないとコントロールする側の政治家も変わらない、政治家が変わらなければちゃんとした運用もできない、つまり自衛隊は仕事がしずらいし、色々な局面で必要以上の危険にさらされる・・・ってことですね。
ねこねこ
2006/03/04 20:12
それは日本が本気で反発しないからです。中国軍と自衛隊が対峙した場合に自衛隊から発砲する事ははまず想像できません、しかし何かのはずみで中国軍が自衛隊の艦船に多大な被害を与えた場合には日本国民の民意は激昂します、中国首脳は多分その点は充分に理解して、狡知な戦略で日本に横槍を入れている、それに踊らされている、マスコミや評論家が日本に存在するから、よけい効果がでる。日本が強気に出たら中国は譲るよ、10強気にでたら5譲るから(笑)中国の戦略を真似たみたいだけどな。現実は中国も日本と戦争したいとは思ってないから、圧倒的力の差がありしかも中国シンパも多い台湾さえ武力統一できないのが現状だから。ただ何か言うと日本がおたおたするから、嵩に来て要求している。あくまでも俺の推察ですなんの根拠もありませんけど。
トトロ
2006/03/04 22:19
>トトロさん
ありがとうございます^^
なるほど。それに加えればうっかり自衛隊を中国軍が攻撃してしまったら、今まで味方についていた左翼やらマスコミやらからも猛反発を食らうことまで考えてるのかな。

・・・それなら余計に強気に出たいところでしょうが、試掘に関しては民間人がやるわけだから、万が一の民間人被害を考えると政府にとっては綱渡りっていうかヤバイ賭けっていうか(笑)

>何か言うと日本がおたおたするから、嵩に来て要求している

これ、本当にそうですよね。
とりあえず“靖国”に関してはもうおたおたしなくなった訳ですけど、まだまだですね。
ねこねこ
2006/03/05 00:35
弱い犬ほど よく吠えると言います。
日本が怖いからでしょうね。
つまり、日本の後ろにはアメリカがいて、同盟国のオーストラリア イギリスなどがいるということを。

アラブの過激派の自爆テロは日本の特攻隊の真似でしょ。
日本という国はこちらに進むと言うきっちりとした方向が決まればまっすぐに突き進むと言う特徴があります。
武士の時代が明治維新で機械文明を取り入れて
強国になり、戦後は平和主義 貿易で成功し、
バブル崩壊後、アジアの台頭 北朝鮮の脅威
中国の脅威 韓国の離日が決定的になった今
またもや軌道修正の時期にあります。

 おそらく徴兵制の方向でしょうね。

あくび
2006/03/07 11:10
>あくびさん
コメントありがとうございます^^

今でも海外では日本が束となった時のメンタリティを恐れている、という話はどこかで見かけたことがあります。

確かに近隣諸国の情勢は危機的状況だと思うので、日本が軌道修正の時期にあるということには賛成です。

ですが、徴兵制へと方向が向くのは現時点では反対。税負担が増えるだけで、必ずしも効果的ではないと思うのです。

今日本が行っている自衛官の公募のうち、予備自衛官補の公募がもっとも一般に近い形ですが、日本の自衛隊の目的を考えた時、非常に現実に即していると思うのですよね。
こういった公募制による志願制度の維持と一般化を目指すことは、日本でスイスのような充実した自衛国家を実現する為には非常に効果的だと思いますよ。

日本が第2次大戦当時に発動したメンタリティからすると、その位が丁度いいかなーくらいで話してますから、突っ込みは優しくお願いしますね^^
ねこねこ
2006/03/07 13:23

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